
(元PSGのセルヒオ・リコ)
(画像:GettyImages)
Football Italia
グラバラの長期離脱で緊急補強へ
ユベントスは、カミル・グラバラの負傷によってGKの再編を迫られている。
グラバラは9月19日のトレーニング中に右膝を負傷。検査の結果、前十字靭帯(ACL)の断裂が確認された。今後の治療方針については、整形外科医との診察を経て決定される予定となっている。
9月17日のヨーロッパリーグ・NECナイメヘン戦でユベントスデビューを果たしたばかりだっただけに、クラブにとっては大きな痛手となった。
現在、ユベントスにはヴィカーリオとピンソーリョというGKがいるものの、長期離脱となればシーズンを通してGKの層を確保する必要がある。
セリエAは市場閉幕後でもフリー選手を登録可能
今回のケースで重要なのが、セリエAにおけるフリーエージェントの登録ルールだ。
2026/27シーズンのFIGC規定では、2026年6月30日までに前所属クラブとの契約が終了したプロ選手について、2027年3月31日まで登録申請が認められている。つまり、9月1日に通常の移籍市場が閉幕した後でも、条件を満たすフリー選手ならユベントスへの登録が可能だ。
さらに、移籍市場終了までに契約を解除・満了した選手については、別の特例によって最大2人まで9月2日から12月22日の期間に登録申請できる規定も設けられている。
したがって、今回のユベントスにとって「市場が閉まったこと」そのものがGK補強の障害になるわけではない。
経験豊富なGKがフリー市場に
海外メディアでは、ユベントスが検討できる選択肢として複数の経験豊富なGKの名前が挙がっている。
候補には、元PSGのセルヒオ・リコ、バルセロナやバレンシアでプレーしたヤスパー・シレッセンらが含まれている。
また、かつてユベントスでプレーしたネトもフリーのGKとして名前が挙げられているほか、アスミル・ベゴビッチ、ガブリエウ・ヴァスコンセロス、元ジェノアのベンジャミン・シークグリストといった選手も候補として報じられている。
一方、アレッシオ・クラーニョはアキレス腱の負傷から復帰し、現在は新天地を探している。また、アルフレッド・ゴミスもパレルモとの契約満了によってフリーとなっている。
ユベントスは「経験」を取るか若手を抜擢するか
今回のGK補強では、単純に市場にいる選手の名前だけで判断することはできない。
セリエAで登録可能な選手なのか、EU圏外選手に関する制限に抵触しないか、さらに今後のチーム編成をどう考えるのか。クラブは複数の条件を確認しながら決断する必要がある。
一方で、補強を行わず、Next GenからGKを昇格させるという選択肢も残されている。
ユベントスは今季、すでにヴィカーリオとピンソーリョをUEFAの登録リストに入れている。

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