
(画像:GettyImages)
ユベントス側にとって重要なのは、この時間的猶予だ。
ヴラホヴィッチは依然としてビアンコネリの象徴的存在であり、復帰後のパフォーマンス次第では、クラブ主導で将来を描き直すことも十分に可能となる。ミランが“フリートランスファー”としての獲得を視野に入れているとされる点も、交渉が長期戦になることを示唆している。
さらにミラン側が“追い風”として期待しているのが、マッシミリアーノ・アッレグリとの良好な関係性だ。しかし、この点こそがユベントスに主導権がある理由でもある。
ヴラホヴィッチは現在ユベントスとの契約下にあり、負傷離脱中という状況も含め、クラブ側は急いで結論を出す必要がない。ミランが仮に今夏のフリー移籍を狙っているとしても、シーズン後半での起用法、チーム内での序列、そして復帰後の評価次第では、ユベントスが契約延長や条件見直しを含めて流れを変える余地は十分に残されている。
つまり、クラブが主導的に将来設計を描き続ける限り、外部からの思惑だけで移籍が既成事実となることはない。
フュルクルクという応急処置に走るミラン。
一方で、ヴラホヴィッチという核を抱えるユベントス。
今後数か月は、ピッチ内外での評価と結果が、セルビア人FWの未来を大きく左右することになりそうだ。


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