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ユベントスはドゥシャン・ヴラホヴィッチの放出を今夏の最優先課題としているが、昨年フェデリコ・キエーザらに対して用いた“隔離戦略”を再び行使する考えはないようだ。
2023年夏、当時の監督マッシミリアーノ・アッレグリの構想外となったキエーザは、アルトゥール・メロ、フィリップ・コスティッチ、ヴォイチェフ・シュチェスニーらとともに“構想外グループ”に分類され、チーム本体とは異なる時間帯・場所での個別練習を強いられた。この方針は当時のフットボール・ディレクター、クリスティアーノ・ジュントーリとアッレグリによって主導されたもので、実質的な“追放”処置だった。
結果的に、この冷酷な手法は一定の成果を挙げ、選手たちは他クラブへの移籍を選択。キエーザもリヴァプールへと新天地を得た(とはいえ、アーネ・スロット監督の下では信頼を得られていない)。
しかし、今季から新たに就任したジェネラル・ディレクター、ダミアン・コモッリはこのアプローチに否定的な立場を取っていると『IlBianconero』は報じている。クラブとしては依然としてヴラホヴィッチの高額年俸を重荷と感じており、放出には前向きだが、選手に対する扱いは“軟着陸型”へと転換された格好だ。
実際、プレシーズン初日にヴラホヴィッチは他の選手たちと共にトレーニングに参加しており、クラブ側が彼を明確に構想外と位置付けているわけではないことを示唆している。これまでのような分離措置を取るつもりがあるなら、ヴラホヴィッチはチーム本体とは別行動を命じられていたはずだ。
新体制下のユベントスは、ジュントーリや昨季の指揮官ティアゴ・モッタが採用していたような強硬路線を避けつつ、選手の移籍を進める方針をとっている。フランス人首脳コモッリの“外交的”アプローチが最終的に実を結ぶかは、夏の終わりまでに明らかになるだろう。


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