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夏の移籍市場は、各クラブにとって戦力の補強と課題の修正を図る絶好の機会となる。ユベントスにとっても例外ではなく、新たにイゴール・トゥドルを迎えて新シーズンに臨むこの夏は、クラブの再建に向けた重要な転機となる。
過去12ヶ月で主力の補強には一定の成果を見せてきたものの、監督交代と戦術の刷新により、さらなる補強の必要性が高まっている。トゥドルは自らが獲得に関与していない選手たちからも高いパフォーマンスを引き出す手腕を見せているが、来季にタイトル争いを本気で狙うならば、チームの層と質の両面での向上は不可欠だ。
中盤の創造性は依然として課題
ユベントスの現陣容で最も深刻な問題の一つが、創造的なミッドフィルダーの不在である。テクニックに優れた選手は揃っているものの、昨季もチャンス創出の面で苦しんだ。ケナン・ユルディス、フランシスコ・コンセイソン、サミュエル・ムバングラの3人が5アシストずつを記録してクラブ最多となったが、これはリーグ上位を争うクラブとしては物足りない数字だ。
トゥーン・コープマイネルスが4アシストで続き、ウェストン・マッケニーやケフラン・テュラムも同じく4つにとどまっている。この結果は、中盤の中央からの創造性が欠けているという現実を浮き彫りにしており、数シーズンにわたって改善されていない。にもかかわらず、ケヴィン・デ・ブライネのような実績あるプレーメイカー獲得に動かなかった点は不可解でもある。
今夏の移籍市場でこの問題を解決できなければ、前線への供給力不足という課題が再び浮上することは避けられない。
攻撃陣の整理も不可避
ジョナサン・デイヴィッドの獲得は前進といえるが、前線の課題を完全に解消するものではない。現在のユベントスにはドゥシャン・ヴラホヴィッチ、アルカディウシュ・ミリク、ランダル・コロ・ムアニといったストライカーが在籍しているが、その序列や去就が明確ではない状態が続いている。
ゴールを安定して奪う体制を整えなければ、今季も再び得点力不足に悩まされる可能性は高い。ストライカー陣の整理とともに、中盤に明確な創造性を加えることができれば、トゥドル率いるユベントスは国内外で再び上位争いに加わることができるだろう。
戦力の輪郭が見え始める中、ビアンコネリにとってこの夏は、未来を左右する勝負の移籍市場となる。


コメント
創造性あるMF。それこそヴェラッティやファジョーリだったんだけどな。
明確にチームに必要なタイプはこの手の選手なんだが、随分前から思ってたけど、ゲームを創る選手、プレイメーカーという役割をロカにやらせてるのは完全な間違いなんだよね。
ロカは襲撃者であり、リンクマンなんだよ。