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ユベントスは来季に向けてランダル・コロ・ムアニの残留を希望しているが、パリ・サンジェルマンとの交渉は難航している。
コロ・ムアニは今年1月にシーズン終了までのドライローンで加入。欧州王者となったユベントスは、その後クラブW杯終了までレンタルを延長することで合意しており、2025-26シーズンに向けて改めて夏に話し合いの場を持つ段取りになっていた。
しかしイタリアのジャーナリスト、ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、現時点では両者の協議に進展はなく、移籍の条件面が最大の障害となっているという。
PSG側は完全移籍、もしくは買取義務付きのレンタルを希望しているのに対し、ユベントスはあくまでも買取オプション付きのレンタルを提示しており、意見の隔たりは埋まっていない。コロ・ムアニ自身はトリノ残留を強く望んでいるものの、両クラブの歩み寄りが必要な状況だ。
一方でユベントスは別の補強プランも同時に進めており、ジョナサン・デイヴィッドとは既に個人合意に達した。カナダ代表FWは金曜日にメディカルチェックを受け、その後5年契約にサインした。
さらに、ヴィクター・オシムヘン獲得の可能性も水面下で探っており、仮にオシムヘンの加入が決まれば、コロ・ムアニの残留は事実上なくなる見通しだ。
なおユベントスは、これらの補強を進めるためにもドゥシャン・ヴラホヴィッチの放出を急ぐ必要がある。高額年俸を抱える同選手を売却できなければ、新たな補強の資金面で大きな足かせになるとみられている。
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