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ユベントスが、再びバルセロナのウルグアイ代表DFロナルド・アラウホに照準を合わせたと報じられている。アラウホは個人的に厳しいシーズンを過ごし、前半戦をハムストリングの負傷で棒に振った。その間にパウ・クバルシとイニゴ・マルティネスがハンジ・フリック体制下でセンターバックの主力に定着している。
この状況を受け、アラウホは1月の移籍市場で退団が濃厚と伝えられ、ユベントスが最有力の移籍先として浮上していた。ただ当時は、バルセロナのデコSDが説得し契約延長にこぎつけたことで話は頓挫。しかしその後も出場機会に恵まれず、ラ・リーガでわずか12試合の出場にとどまっている。
カタルーニャの『Sport』紙(フットボール・エスパーニャ経由)によれば、こうした状況を受けてユベントスが再びアラウホ獲得に向けて動き出したという。
同紙によると、アラウホの契約解除金は数週間以内に6500万〜7000万ユーロに下がる見込みだが、ユベントスはその金額に応じるつもりはなく、2500万〜3000万ユーロ程度のオファーで交渉に入る模様だ。バルセロナ側はこの額に簡単には応じないとみられるが、新戦力を登録するために選手放出を迫られている事情もあり、ユベントスはその弱みに付け込む形で比較的低額での獲得を狙う構えを見せている。
ラ・リーガのファイナンシャル・フェアプレー規定に苦しむバルセロナの事情はすでに周知の事実であり、ユベントスがそこを突いてアラウホ獲得を目論む構図となっている。


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