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ルチアーノ・スパレッティ体制のイタリア代表で、マヌエル・ロカテッリの存在感が大きく後退している。ロベルト・マンチーニ政権下では中盤のキーマンとして重用され、UEFAユーロ2020制覇にも大きく貢献したロカテッリだが、現在は構想外となっている状況だ。
2021年夏にサッスオーロからユベントスへ移籍。プレミアリーグのアーセナルからも関心が寄せられる中、イタリア国内でのステップアップを選んだ。ユベントスではこれまでに3人の監督の下で主力としてプレーし続けており、その安定したパフォーマンスはクラブにおいて高く評価されている。
そのため、今夏のユーロ2024メンバーからの落選は、多くのファンにとって意外な決定だった。リーグ戦で継続的に先発起用されていることに加え、中盤での貢献度も高く、「当然選ばれるだろう」との見方が一般的だったからだ。
とはいえ、代表の中盤は現在熾烈な競争が続いており、スパレッティは自身の戦術により適したタイプを優先しているとされる。その中でロカテッリは居場所を失っている形だが、本人は再び代表でプレーする日を諦めてはいない。
トゥットメルカートウェブの取材に対し、ロカテッリは以下のように語っている。
「ユーロに呼ばれなかったときは本当に大きな失望だった。でも今は目の前の仕事に集中している。それが今の自分にできる最善のこと。自分ではどうにもできないことに対して思い悩んでも仕方ない。監督が決めることだから。彼とは話もしたし、良い会話ができた。いつでも準備しておくことが大事。イタリア代表に戻ることは、自分にとって明確な目標。今の代表の中盤の選手たちは若くて将来性がある。でも、僕もまだ若い。27歳だ。もう一度戻ってプレーしたい、それをずっと考えている。」
クラブでの安定したパフォーマンスを維持しながら、代表復帰への道を模索するロカテッリ。スパレッティの構想に再び食い込めるかどうかは不透明だが、その姿勢と覚悟には揺るぎがない。今はただ、日々のトレーニングと試合で結果を出し、再びチャンスが訪れる日を待つのみだ。

