
(画像:GettyImages)
JuveFC.com
絶対的存在となったユルディズ、重要度の高まりと緊張感
ユベントスがケナン・ユルディズの将来について、本格的に懸念を抱くべき時期が訪れつつある。トップチーム昇格後、その才能を爆発させたトルコ代表アタッカーは、今やチームで最も影響力のある選手のひとりとなり、プロジェクトの中心に据えられている。背番号10を託され、副主将を務めるその立場が、クラブの信頼の大きさを物語っている。
その重要性の高さから、ユベントスは契約延長を最優先事項として進めてきた。一方、彼の成長とパフォーマンスは世界中の強豪クラブの関心を集めており、ユルディズ自身も早期に将来を確定させ、プレーに集中したい意向を示している。しかし、肝心の交渉は停滞したまま膠着状態が続いている。
最大の障壁となっているのは金銭面だ。ユベントスは年俸500万ユーロのオファーを提示し、年齢やキャリアの段階を踏まえ適正と判断している。一方、ユルディズ側はジョナタン・デイヴィッドより低い報酬を受け入れるべきではないと考えているとされ、この価値観の隔たりが交渉の進展を阻んでいる。クラブと代理人側の間で折り合いがつかず、ファンの間にも不安が広がりつつある。
交渉は“厄介な段階”に 楽観から一転、停滞モードへ
TuttoJuveを通じて、ニッコロ・チェッカリーニが最新情報を報告しており、交渉がより困難な局面に入っていることを明らかにした。同氏は「ユルディズの契約延長は複雑化している。交渉は順調に始まり、選手の残留意志とクラブの強い期待が合致していた。移籍市場や海外クラブの動きが本格化する前に2030年までの契約を結ぶのが目標だったが、今は完全に足踏み状態だ」と述べている。
これは、当初の前向きな状況から大きく後退したことを示す。双方は長期的な関係継続に強い意欲を示していたものの、金額面の隔たりが埋まらず、交渉は停滞してしまった。海外クラブの関心が高まる中、移籍市場が近づけばプレッシャーはさらに増すのは必至だ。
ユベントスは、最も価値のあるタレントのひとりを失うリスクと直面しており、クラブにとって“決断の時”が近づきつつある。


コメント