【ボヌッチのあの技の正体は…】2021-22シーズン親善試合 vs アタランタ戦 マッチレビュー
ユベントス 3-1 アタランタ
[meikan2]
開幕前、最後の親善試合の相手はアタランタ。強豪を迎えて苦戦が予想されたものの、終わってみれば3対1の快勝（失点はポヌッチが与えたPKです）。「開幕に向けて弾みがついた」と言えるのではないでしょうか。
という事で、まずはスタメン。はい、ドン！
引き続きラム兄をレジスタに配置した4-3-3で、センターフォワードにはキュンを起用。ユッティを温存はしましたが、ある程度開幕戦を見据えた選手選考になったのではないかと考えます。
攻撃についてはまずは何と言ってもキュン。就任会見でヒロシが公言した通り、副キャプテンとして腕章を巻いた背番号10ですが、偽9番として攻撃にアクセントを与えると前半早々の8分に結果を出します。アタランタのコーナーキックのこぼれ球を拾うと、「キーちゃん→キー坊→キーちゃん→キー坊」と繋いだボールが最後はキュンへ。少々難しいボールではあったものの、体を上手く倒しながら左足で合わせたボールはムッソの足をかすめてサイドネットへ。チームにとってもキュンにとってもGQ（キュンガールズ）にとっても、大きな大きなゴールになった事は間違いありません。
昨シーズン、怪我の影響もあり全く良い所がなかったキュン。一部のファンからは「実は被ってるんじゃないか」とも言われておりますが、この試合で「勝負どころでは先っちょはコンニチワする事」を証明したと思います。今シーズンは「いつでもどこでもコンニチワ」なキュンに期待したい所です。
しかしその後の前半18分に坊主がPKを献上する訳ですが、あのファールはなんだったんでしょうか。編集長の記憶が正しければ、学生時代の体育の授業でサッカー未経験者と対峙すると、あんなファールを喰らった事があったと覚えています。右に流れた相手にディフェンスの選手が右足でタックルに行けば、そりゃ柔道の小外刈りみたいになってファールになる事は明らかなのですが、もしかしたら東京オリンピックで柔道を見て真似したくなっちゃったのかもしれません。うん、仕方ないか。
仕方ない訳あるかいっ！
そんなこんなでポヌッチ団長のエンターテイメントで同点に追い付かれた訳ですが、その悪い流れを振り払ったのがゴローちゃん。右コーナーから流れたボールをトラップすると、左足一閃。ムッソが「ウッソ！」と言わんばかりのミドルを突きさしてリードを奪います。
ここ2シーズンは不調を極める中、迎えた今シーズン。髪型もチンピラ風にしてゴローちゃん本人も思う所があるでしょうが、親善試合とは言え早々に結果が出たのは何より。ヒロシの下で再度輝く姿が見られるのではないかと期待が高まります。
ちなみに編集長はユベントスTVで観戦したいたのですが、ゴローちゃんのゴール後に実況の方が「フェデリコ・ロックンロール・ベルナルデスキ！」と叫んでいたのが気になりました。月ユベでも「愛称：ゴローちゃん」で少し手詰まり感を覚えていたので、今シーズンはロックンロールキャラとして新境地を開拓するのも良いのではないかと考え始めた所です。愛称も「内田裕也」でいいですかね？髪の毛も金髪ですし。
そして迎えた後半も2対1のまま一進一退の攻防が続く訳ですが（失点はポヌッチが与えたPKです）、何にしても守備陣が踏ん張っていたと思います。確かにピンチは幾度かあったものの、決定的に崩された場面はありませんでしたし、何よりもチーム全体が連携していた事で、上手くディフェンスラインがアタランタ攻撃陣に対峙する事が出来ていました。
中でもレジスタの位置に入ったラム兄のポジショニングが良くて、蓋をする事でディフェンスラインが助けられていたと感じています。モンツァ戦、バルサ戦では守備時に前に出る事で後ろがポッカリスエットになるシーンも幾度かありましたが、このアタランタ戦ではその手のシーンはほぼ無し。まだまだ改善点はあるものの、長いシーズンを見ればラム兄のレジスタ起用はオプションとしてアリっちゃーアリ。更に慣れてくれば攻撃面も改善されるでしょうし、キー坊やミノルと言った小僧たちを操るラム兄の姿が見られるかもしれません。
あとはロスタイムに誰かがゴール決めましたが、振り返りも長くなってきたので割愛します。
つー事で、これで開幕前の親善試合が終了です！
冒頭にもお伝えした通り補強も思い通りに進まず「不安がない」と言えばウソになりますが、しかしその辺も含めて俺たちのヒロシが何とかしてくれるはず。何にしてもファンは付いていくのであります！
そんなこんなで2021-22シーズン開幕！
今年も楽しもうぜーーー！
Forza Juve！
ファンが戻って来たよーーー！
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「ラムジーにレジスタの適正がない」と言ってしまいました…。