ユベントス、痛恨の敗戦で5位転落 ── トゥドール「すべてが足りなかった」


(画像:GettyImages)

Football Italia

ユベントスは24日、延期となっていたパルマ戦で0-1と敗れ、イゴール・トゥドール体制初黒星を喫した。試合後、指揮官は「すべてが少しずつ足りなかった」と厳しい自己評価を下したが、「引き分けには値した」とも述べ、悔しさを滲ませた。

この日の試合は、月曜に予定されていたものがローマ教皇フランシスコの逝去に伴い延期となっていた一戦。ユベントスは一度トリノに戻ったのち、再びパルマに向かうという異例のスケジュールを強いられ、直前2日間の調整も軽めに抑える必要があった。それでもトゥドールは「それは事実だが言い訳にはならない。適応して前を向くしかない」と語った。

試合はユベントスがボールを支配しながらも決定力を欠く展開に終始。最初の枠内シュートは後半15分過ぎ、ランダル・コロ・ムアニによるものだった。トゥドールは「後半は多く押し込んだが、危険な場面は少なかった。40メートルのクロスから失点してしまった」と振り返り、「我々は20本のクロスを入れたが、そこから何も生まれなかった。もっと執念と勝利への欲が必要だ。ただ参加しているだけのような場面が多すぎた」と嘆いた。

唯一の得点となったのはパルマの鋭いカウンターからの一撃。対するユベントスは前線での精度を欠き、終盤までに追いつくことはできなかった。さらに前半終了時にはドゥシャン・ヴラホヴィッチが太ももの違和感で交代。トゥドールは「ドゥシャンには問題があった。シスコ(コンセイソン)とケナン(ユルディス)は全力を尽くしたが、十分ではなかった」と語った。

この敗戦により、ユベントスは勝点59でセリエA5位に後退。4位ボローニャとの差は1ポイントとなっている。次節は27日(日)、ホームでのモンツァ戦。残り5試合となった今シーズン、トップ4入りへ向けて、巻き返しが求められる。

(引用元:Football Italia)

 

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