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編集長ミツひと言
1990年代のユベントス黄金期において、右サイドで大きな存在感を示したディ・リービオ。身長170センチ強と小柄ながらも、精力的に上下運動を見せる様から「ソルダティーノ (小さい兵士)」と呼ばれ、ファンからの信頼を集める存在に。あまりにも精力的に動いたことにより、両脚を痙攣させて途中交代を強いられたシーンを今でも鮮明に覚えています。
そのディ・リービオが、1999年に監督だったマルチェロ・リッピが成績不振によりシーズン途中ながら辞任した時のことと、今シーズンのモッちゃんが置かれている状況を比べて「当時とは異なり、プロジェクトは始まったばかりだ」と口にしましたが、編集長も全くの同感。そもそもモッちゃんのサッカーを体現するには時間が必要なのは就任当時から明らかでしたし、ここまで怪我人が多発するとは予想できなかったはず。様々な要素を鑑みると、この一年では本領を見極めることはできず、少なくとももう一年は必要だと考えます。
それこそ、ここでモッタを解任したならば「モッタいない」であり、モッタボールの完成を見届けるべく、編集長としても来季の続投を強く希望します。
えぇ、「モッタを解任したらモッタいない」。ドラクエ風に言えば「痛恨の一撃」ですわ。

