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わずか数か月で2人目の監督 デイヴィッドに試練の新体制
ルチアーノ・スパレッティがユベントスの新監督に就任してから、ジョナサン・デイヴィッドは短期間で2人目の指揮官を迎えることになった。
夏にリールからフリートランスファーで加入したこのカナダ代表FWは、当時ヨーロッパでも屈指の評価を受けており、複数クラブの争奪戦を制したユベントスの獲得は「大型補強」と称えられた。
しかし、セリエAでのデイヴィッドは期待通りの結果を残せず、得点力不足が指摘されている。ユベントス内部では、スパレッティ体制で彼をどのように起用するか再検討が進められている。
スパレッティの構想では“途中出場の切り札”に
『Calciomercato』によると、スパレッティはデイヴィッドを先発の軸ではなく、“インパクトサブ(途中出場の切り札)”として位置付けているという。
指揮官は引き続きドゥシャン・ヴラホヴィッチを主力ストライカーとして信頼しており、その安定したポストプレーと得点力を高く評価している。
一方のデイヴィッドは、試合終盤に投入されることで最大限に持ち味を発揮できるとみられている。相手守備陣が疲労したタイミングでその機動力とポジショニング、ボックス内での決定力を活かす戦術だ。スパレッティは、この“終盤勝負型”の起用でユベントス攻撃陣の新たな選択肢を得ようとしている。
戦術的配慮と現状のフォームを考慮した起用法
デイヴィッドのベンチスタートは、戦術的判断に加え、現時点でのコンディションも影響している。
スパレッティ率いるコーチングスタッフは、彼の持つ得点センスと動き出しの鋭さをチーム戦術にうまく組み込みながら、徐々に自信とリズムを取り戻させる方針を採用している。
このアプローチは、チームの攻撃層を厚くし、ヴラホヴィッチ不在時にも試合を動かせるオプションを確保する狙いもある。
スパレッティにとっての課題は、デイヴィッドを効果的に組み込みつつチームバランスを崩さないこと。そして、彼がリール時代に見せた“ヨーロッパ屈指のストライカー”としての姿を再び引き出すことにある。
デイヴィッド復活なるか 鍵を握る“起用のタイミング”
スパレッティの下で出場機会が限られる中でも、デイヴィッドは依然としてユベントスの攻撃陣にとって重要な存在だ。
適切なタイミングで投入されれば、試合を決定づける一撃を放つ可能性は十分にある。
ユベントスは、今季の厳しいスケジュールを乗り切る上で、デイヴィッドを“切り札”として活用しながら、その潜在能力を最大限に引き出すことが求められている。


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