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ユベントスが今夏、アルトゥール・メロの放出に本腰を入れている。クラブは現在、同選手の市場価値を1100万ユーロと見積もっており、テクニカルな中盤の補強を目指すクラブにとっては十分手の届く金額とされている。
アルトゥールは過去3シーズン、ユベントスのユニフォームを一度も着ていない。リヴァプール、フィオレンティーナとレンタル移籍を繰り返す中で、トリノでのキャリアに終止符を打つタイミングが迫っている。
実現しなかった大型移籍
2020年夏、ミラレム・ピャニッチとのトレードでバルセロナからユベントスに加入したアルトゥールは、当時「世代交代の象徴」として期待されていた。若さと将来性を評価され、当時すでにベテランの域に達していたピャニッチとの交代はユベントスにとって有利な取引と見られていた。
しかしその後、サッリ政権からの監督交代が続く中で、チームの戦術的要求が変化。アルトゥールは徐々に構想外となり、安定したパフォーマンスを発揮することも叶わず、レギュラー定着には至らなかった。
高すぎた投資の代償
カルチョメルカートの報道によれば、アルトゥールは2027年までユベントスとの契約を残しており、これまでにクラブにかかった総コストは1億ユーロにのぼる。移籍金は7000万ユーロ、さらに推定で約3000万ユーロの総給与が支払われたとされる。
ピッチ上での貢献度と支出のバランスを踏まえれば、近年のユベントスにおける“失敗補強”の象徴的な存在とも言える。クラブは今後の補強に向けた資金と人員整理を進める中で、アルトゥールの完全退団を今夏中に決着させたい考えだ。


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