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Football Italia
フランシスコ・コンセイソンがユベントスに完全移籍することが決定的となった。ポルトとユベントスは移籍金3200万ユーロで合意に達しており、支払いは800万ユーロずつの4回分割で行われる予定。契約には3000万ユーロの契約解除条項が存在したが、今回の取引はそれを形式的に発動する形とはならない。
契約解除条項を発動する場合、全額一括で支払う必要があるため、今回の取引はあくまでクラブ間の合意による通常の移籍という形式が取られている。タイムリミットは現地時間で深夜。条項が有効な3000万ユーロから午前0時以降は4500万ユーロへと引き上げられるため、時間との戦いも背景にあった。
本人の強い意思が移籍を後押し
ファブリツィオ・ロマーノによれば、当初『O Jogo』が報じていた3回分割よりも長期の4回払いでポルトがオファーを受け入れたという。さらに『O Jogo』および『Sky Sport Italia』の情報では、実際の移籍金総額は3200万ユーロに達し、解除条項を上回る額での合意に至った。
この合意には、選手本人の譲歩も含まれている。契約解除条項外での移籍成立となったため、コンセイソンには通常であれば移籍金の20%(600万ユーロ)が支払われることになっていたが、彼はその半額、300万ユーロの受け取りに同意。文書で正式に放棄する意志を示している。
トリノ残留を熱望したコンセイソン
昨夏に1000万ユーロのレンタル料でユベントスに加入したコンセイソンだが、その契約には買い取りオプションは含まれていなかった。1年間の期限付きでのプレーながら、トゥドール体制下で重要な役割を担い、クラブ側の評価も高かった。
他クラブもより高額のオファーを提示していたとされるが、本人はトリノでのキャリア継続を強く望んでおり、その意志が今回の移籍成立を後押しした格好だ。
移籍市場終盤に向けて、ユベントスは確かな戦力を一人チームに引き留めることに成功した。コンセイソンの完全移籍は、クラブの今後の構想においても大きな意味を持つことになりそうだ。


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