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元セリエA審判マレッリ、PK判定の取り消しに疑問を呈す
元セリエA審判のルカ・マレッリは、ユベントス対フィオレンティーナ戦で主審がユベントスにPKを与えた場面において、VARが介入すべき理由はなかったと主張している。
ユベントスは苦戦が続くライバルを相手に白星を取り戻すべくフィレンツェへ乗り込んだが、1-1のドローに終わった。
前半終了間際にフィリップ・コスティッチのゴールでビアンコネーリが先制したものの、後半開始後にロランド・マンドラゴラが豪快な一撃を叩き込み、試合は振り出しに戻った。
ヴラホヴィッチが獲得したPKが取り消しに――大きな議論を呼ぶ
試合は論争の瞬間にも事欠かなかった。主役となったのはやはりドゥシャン・ヴラホヴィッチだ。
元所属クラブのファンから執拗なブーイングに加え人種差別的な暴言まで浴びせられたセルビア人ストライカーは、13分にパブロ・マリを背負いながら巧みなバックヒールで抜け出し、倒されたとしてPKを獲得した。
主審ダニエレ・ドヴェーリは即座にペナルティスポットを指したものの、VARからのレビュー要請を受けオンフィールドレビューを実施。最終的に判定を覆し、ファウルはフィオレンティーナ側とされPKは取り消された。
「VARの介入はプロトコルの逸脱」――マレッリが問題視
マレッリはPKの判定そのものには強く同意しているわけではないが、VARが介入したことにこそ問題があると語る。
「ドヴェーリはピッチ上でPKを宣告し、その後取り消した。しかし、これは本来介入すべき状況ではない」とマレッリはDAZNの番組で述べた。
「両者が互いにホールドしている。最初に抱えたのはパブロ・マリで、始まりはエリア外だが重要なのは終点だ。そのあとヴラホヴィッチが抱え返す。だから何が問題なのか?」
さらに元審判は続ける。
「確かに最初から笛を吹かないほうが良かったかもしれない。しかし笛を吹いた以上、なぜVARが介入したのか? 判定の重さは主審が判断すべきだ。オンフィールドレビューはプロトコルを越えている。」
マレッリは「最初から笛を吹かなかったほうが良かったという点は理解できるが、笛を吹いた以上、VARが介入すべきではなかった」と結論づけた。


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