
ユベ議室メンバーの方からヒントを頂いたので、セリエA中断期間を使って、別の角度から計ったユベントスの選手名鑑をお届けしたいと思います。(通常の選手名鑑はこちらから)
※2020年3月16日現在、センターバックまで公開中。その後、他の選手も追加していきます。
1 ボイチェフ・コブタニー・スチェスニー

(攻撃力4・守備力4・安定感5・喫煙力4・ブタっ鼻5)

77 ジャンルイジ・松野さん・ブッフォン

(攻撃力2・守備力3・安定感4・ギャランドゥ力5・パンイチ3)
ぶっちゃけ足元の技術は乏しいので攻撃力は2となったが、本職のディフェンス面に関しては安定感が4、守備力も3と及第点。やはり抜きんでてるのはギャランドゥ力。今年42歳を迎えたもののギャランドゥ力は衰える事なく、「ピンちゃん&あばらる君」と言う手下を率いてベンチでも存在感を示しており、ファンとしても引き続き『悔しいけれどお前に夢中』状態に。ひとつだけ残念なのはパンイチに関して。本来であればレーダーを突き抜けてもおかしくない程の脱ぎ捨てる力を持っているにも関わらず、今シーズンは未だにパンイチはゼロ。これまでの実績もあり3点を付けたはしたが、このままだと来シーズンは厳しい判定をせざるを得なくなる。せめて、ロッカールームでのパンイチ姿は見せて欲しい。

31 カルロ・ピンちゃん・ピンソーリオ

(攻撃力1・守備力1・安定感5・失点力5・老け顔5)
あまり出場機会がないんで(月ユベではレギュラーだけど)計り知れない部分はあるものの、『2シーズン連続、最終節では期待に応える形で失点』と言う実績を汲み取り、安定感と失点力は5に。逆に足元の技術とかセーブ力とかは分からないからこそ容赦なく1にしましたが(でも確信に近い1)、異論は一切出ないと信じています。今シーズンは新型コロナウィルスの影響でシーズンが全う出来るか分からない状態であり、万が一にも『中止』となれば、無観客の中でエア失点する姿を動画配信するなりして、ファンの心の隙間を埋めて欲しいと願う。そしてその際は有料で構いません。ピンちゃんの失点姿はお金を出してでも見る価値はあると考えているので。

2 マッティア・ユッティ・デ・シリオ

(攻撃力2・守備力2・安定感2・ゆとり5・変顔4)
開幕前、「今シーズンの泣き所」と言われたサイドバックにおいて、第2節で早々に怪我を負って「泣きっ面に蜂」に追い込んだ、世界有数のゆとり系サイドバック。好きな言葉は「マイペース」、知らんけど。ご存知の通り攻撃力、守備力は平均からちょっと下がる2であるものの、それをすべて「ゆとり」でカバーしている状態。とは言え、「ゆとり」と「安定感」は表裏一体と言う事で安定感は2に。昨シーズンから今シーズンに掛けて身に付けた「変顔」に関しては4と高評価となり、まだまだここは伸び代があると考えている。逆に言えば他のところは「2」で頭打ちか。はい、頭打ちです。

16 ファン・クアマン・クアドラード

(攻撃力4・守備力3・安定感2・宇宙開発5・ズサー5)
今シーズンはサイドバックでの出場が多くなったので、ディフェンス陣として紹介。ウィンガーと言う事で攻撃力は文句なく4。守備は3ながらも昨シーズンまでのパフォーマンスと見比べれば上達したと言えるでしょうが、攻守に渡って安定感がないのが少々残念なところ(点数3)。センタリング、シュートともに宇宙に向けてぶっ放つシーンも多く、未知との遭遇を連想させるスケールの大きさを買って宇宙開発は5。そして一瞬にしてピンチを演出するエンターテイメント性を評価されてズサーは5となった。まぁ、サイドバックにウィングにと、今シーズンはよーやってくれてますな。

13 オジーロ・ダニーロ

(攻撃力3・守備力3・安定感3・年齢詐称5・ドンマイケル5)
加入後シーズン半分が経過して分かった事は「ほとんど普通」であり、ユッティ選手の「ほとんどゆとり」とは好対照(共に、山本晋也監督の「ほとんどびょーき」風に)。攻撃力はインナーラップが結構効いているので3、守備もオオポカがないので3、その辺も踏まえて安定感も3。しかし、5つの評価項目の中で飛びぬけているのが「年齢詐称」と「ドンマイケル」であり、それぞれ評価は「最高の5」をマーク。年齢は公称28歳とされているものの10歳以上サバを読んでいるのは間違いなく、その年齢からくる落ち着きなのか、オジーロの「ドンマイケル」は全てのひとに安心感を与えてくれる。

12 アレックス・ドンキー・サンドロ

(攻撃力3・守備力4・安定感4・過労5・ファン対応5)
今シーズンも引き続き安定したパフォーマンスは見せているものの、ロナウド頼りになっている左サイドの攻撃面においての貢献度は「高い」とは言えず及第点の3に。しかし守備面に関してはフィジカルを活かした安定したパフォーマンスを披露しており4(序盤は手癖が悪くて「アレックス・ハンドロ」になった時期もあったがご愛嬌)。心配なのはその出場時間。3月14日の時点では遺憾ながらもポヌッチ、‘’Mr.出場させろ下さい‘’のロナウドに次いで3番目の2700分の出場となり、そろそろトリノ労働基準監督署が動き出す可能性もあり。とは言え、バックアッパーが「ユッティだけ」との状況では、ユベントス側も「そんなこと言ったって しょうがないじゃないか(えなりかずき風に)」と反論する事は必至。とにかくユッティの責任です。ちなみに「ファン対応5」は、2018年11月に編集長がイタリアに行った際、練習の出待ちをしていたら車から降りてサイン&写真サービスに応じてくれたから。

3 ジョルジュ・ロボ・キエッリーニ

(攻撃力2・守備力5・安定感4・メンテナンス1・キャプテンシー5)
センターバック陣で最初に取り上げるのは俺たちのロボ。攻撃力は「ナックルクロス」が妙を得てると自負していますが、言わずもがなで2。逆に守備力は世界有数のセンターバックであると自信を持って言えるので5。安定感の4は「出場した際は」との条件付きながらも高得点を与えています。そしてメンテナンスに関してはここ数シーズン、オイル漏れとリコールを繰り返しているので少々厳しいですが1となり、それを補うかの如くキャプテンシーは当然最高点。まぁ、年を重ねはしましたが、それでも素晴らしい選手である事は間違いありませんし、精神的な部分も含めて簡単には代わりになる選手を見つける事は難しいでしょうな。

19 レオナルド・ポヌッチ・ボヌッチ

(攻撃力4・守備力3・安定感4・鉄人5・メンタル5)
誠に遺憾ながらも、あのフィード力は世界有数とも言えるので4(実際には5でもおかしくないが、それはそれで悔しいので)。守備力はゴール前で寝っ転がる事もあるので3。そして怪我なく出場し続ける鉄人力も買って安定感は4となり、自分勝手に家出したのにシレっと戻って来て腕章を巻いているそのメンタル力は間違いなく5。えぇ、最後は皮肉を込めた最高点です。あえてね。

4 マタイス・フトシ・デリフト

(攻撃力3・守備力5・安定感4・面白み2・デリフ子ちゃん5)
「デ・リフトを獲得した事で、今後10年ユベントスの守備陣は安泰」とも言われる逸材ですが、残念ながら月ユベ的には面白みがない所が玉に瑕(きず)。攻撃力はまだ本領発揮していないだけもしれませんが、それほど目立ったものもないので平均点の3。逆に守備のフェーズでは大きな存在感を示しており5。安定感は加入直後こそハンドリングなどで不安な部分もあったものの、シーズン半分を迎える前から「水を得た魚」「タバコを咥えたコブタン」「マモンが隣にいるラビ彦」のごとく、目を張るパフォーマンスを見せており4。個人的には彼女のデリフ子ちゃんはタイプなので5。今後はネタの部分でも期待したいところ。

24 ダニエレ・揉太郎・ルガーニ

(攻撃力2・守備力2・安定感3・アゴ5・対サパタ戦1)
シーズン開幕前には「放出の可能性高し」と言われながらも、開幕直後にロボが長期離脱を強いられた事もあり残留。そして冬のマーケットでもプレミアのチームが興味を示し、そして移籍寸前までいった中であばらる君が今季絶望となった事を受けて残留。まさに「今シーズンの影の立役者」と言っても過言ではありませんが、月ユベは容赦しません。攻撃力、守備力は説明するまでもなく2。その中でも大ポカはないので安定感は3。アゴは出ているので最高点。そして対サパタに関しては最高に面白いのですが、全く歯が立たないので1。なんとも愛して止まない選手である事は間違いありません。

28 メリフ・あばらる君・デミラル

(攻撃力3・守備力4・安定感4・気合と根性5・期待度5)
シーズン途中で怪我により長期離脱となってしまったが、来シーズンに向けて大きな大きな期待を残してくれたので期待度は5。攻撃は良く分からないけどセットプレーからもゴールを決めているので3。守備力は仲間でも平気でなぎ倒しそうな勢いなので4。安定感4の中には「面白み」の部分も含む。そして見た目からも分かる通り、気合と根性は文句なしの5。とにかく来シーズンは、月ユベのエースに成長してくれる事を期待しています。

5 ミラレム・アゴイチ・ピャニッチ

(攻撃力4・守備力2・安定感4・危機察知能力5・エディンくん5)
「ユベントスの心臓」と呼ばれながらも、ちょっと面白みがないので月ユベではいまいち出番が少ないアゴイチ。最近は某ミキプルーンのお陰でフリーキック蹴る機会も少なくなりましたが、その辺の仕留め具合も含めて攻撃力は4。守備力は全然ないので容赦なく2。安定感はシーズンを通じてブレる事があまりないので4。そして危機察知能力はプレー面ではなく、試合中に痛がって途中退場しながらも「精密検査では異常なし」が多いところを取り上げて5。そして息子のエディンくんが可愛いともっぱら話題に出て来るので、月ユベに透明感を生み出す為にあえて「エディンくん」を項目に挙げました。あえてね。

14 バーゼル・松ちゃん・マテュイディ

(攻撃力2・守備力5・安定感4・笑顔5・涙5)
相手の攻撃をディフェンスラインの前で食い止める、ユベントスのダイナモ。すまんが攻撃力はロボといい勝負じゃないかと思うレベルなので、ここは厳しく2。ただし守備のフェーズにおいてはその頑張るマンっぷりで幾度となくチームを救っているので5。たまーにダメダメマンの時はあるけど、総じてまずまずのレベルはキープするので安定感は4。そして屈託ない笑顔を見せてファンを和ませたかと思えば、涙のドリブルで感動も誘うんだから、そのふたつは最高点を付けない訳には行きませんでした。

30 フェデリコ・主任・ベンタンクール

(攻撃力4・守備力4・安定感4・カレー5・福神漬け3)
セリエ全体を見渡しても、「今シーズン飛躍した若手のひとり」と言える選手。全体的にちょい高めの点数になっているのは、最近の活躍を鑑みて。攻撃力に関してはまだまだ足りない部分はあるものの、その可動域の広さによる貢献度は高いのでサービスで4。守備は言わずもがな頑張るマンなので4となり、この攻守のバランス並びに好不調の波が少ないので安定感は4。カレーはチーム最多食数を稼いでいるので文句なしの最高点が与えられ、唯一物足りないのは福神漬けの数でここは3。モチのロン、相手を傷付けるような危険なタックルとかではなく、『主審への抗議で1枚、試合中におもむろにパンツ一丁になっちゃって非紳士的行為でもう1枚』みたいな合わせ技とかで、ウルグアイ人らしくピッチを去って欲しいと言う期待も込めて。ちなまに『おもむろに』って、こんな使い方で良かったのかしら。

25 ラビ彦

(攻撃力3・守備力3・安定感4・ラビ代2・イケメン1)
昨シーズン、PSGでカッピカピに干されていたので時間は掛かったものの、シーズン半ばから徐々にコンディションは戻り、ある程度計算できる存在に。攻撃、守備に関しては『もう少し出来るっしょ』て言う期待を込めて平均点。プレー自体はソツのないものも多く、安心して見ていられるので安定感は4。ただし、ゴール前のディフェンスが軽くて失点に繋がった事を編集長は忘れんよ。月ユベ的には大きなムーブメントを起こしてくれるであろうと期待しながら、何ひとつ動きがないラビ代に関しては2と厳しめ(このままシーズン終わったら1になる)。そして巷では『イケメン選手』的な扱いになっているものの、編集長の大人の渋みには到底届いていないので、ここは心を鬼にして1。決してライバル心からの最低点ではない事をご承知おき下さい。
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5 ナス大

(攻撃力4、守備力4、安定感2、インテリジェンス4、🍆74億)
今シーズン開幕前、『放出候補の最右翼』と言われながらも、蓋を開けてみれば開幕スタメンを飾り、サッリの信頼を勝ち取ったのはその『サッカーIQの高さから』とも言われるドイツを代表する野菜。世界有数のBOX to BOXを体現できる選手であり、攻撃のセンスと言うよりはスイッチを入れる感覚に優れている事で、得点に絡む機会も多い事から攻撃力は4(出遅れはしたものの、今シーズンも得点王を諦めてはいないはず)。守備については危険察知能力、そして体格を活かしたディフェンスで貢献度も高く4。安定感の2は怪我がちでチームを離れる時間が多い事と、たまに試合中に八百屋の陳列棚からいなくなるような低調なパフォーマンスを見せる試合があるため。しかし、そのサッカー脳は優れていると言われ、これまで仕えた監督同様に山ちゃんもナス大を重宝。規格外の顔の長さからは想像出来ない聡明さを持ち合わせているのは生意気、って言うかナス意気ですが、『ただの野菜』ではない事を伝える為にもインテリジェンスは4。そしてケディラについては、『顔がナスみたい』とか『ナスっぽい』とか『ナス風味』とかそんな曖昧なものではなく、『Khedira is definitely NASU=ナスがケディラです』と言い切れるほどのナスなので、『ナス』の項目は本来の最高得点を73億9999万9995上回る74億点。えぇ、『ナス』に合わせて『74』億です。あえてね😎🍆(お陰でレーダーが枠に収まりませんでした)





(残すはアタッカーのみ。山ちゃんはどうするかなぁ…😎🍺)