ユベントス、夏に守備再編へ ── バイエルンのキム・ミンジェ本命に
Juve News Live
ユベントスは今夏、守備陣の大幅な見直しを計画。ナポリでタイトルを獲得した実績を持ち、現在バイエルン・ミュンヘンに在籍する韓国代表CBキム・ミンジェを最重要ターゲットに据えている。
今季は度重なる負傷者続出により、冬の補強でレンタル加入のレナート・ベイガや買取義務付きで加入したロイド・ケリーを緊急獲得したものの、長期構想には不透明感が残った。ブレーメルの復帰やピエール・カルルの獲得で一定の安定はもたらされたが、プレミア勢から注目を集めるフェデリコ・ガッティの去就にも動向が見え隠れ。ベイガの継続起用にもチェルシーとの複雑な交渉が待ち受ける状況だ。
こうした状況下、ユベントスは守備強化を急務とし、スカイ・スポーツ・ドイツによればキム・ミンジェが最有力候補に浮上。ナポリで30年以上ぶりのスクデット獲得に貢献後、2023年夏に移籍金5,000万ユーロでバイエルン入りした28歳だが、ここ数年は好パフォーマンスとともに致命的なミスも散見され、クラブ側はオファー次第で放出も辞さない姿勢を示している。
獲得レースにはプレミアリーグのチェルシーやニューカッスル・ユナイテッドも参戦。バイエルンで78試合に出場し、2028年まで契約を残すキムは、“大きな条件”が提示されればイングランド行きも辞さない構えだ。
ナポリ時代にセリエAベストディフェンダーにも選出された実績を持つキムの復帰は、ユベントスにとって最も適したオプション。リーグ経験と鉄壁の守備力を再びイタリアの舞台で発揮できれば、今夏の守備再構築におけるキーとなる存在となるだろう。