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インテル時代の仲間「ジュリオ・セザール」が語る ── 内向的なモッタの意外な一面



(画像:GettyImages)

JuveFC.com

ユベントスの元監督、ティアゴ・モッタが現役時代、監督としての道を歩む運命にはなかったようだと、かつてのチームメイトであるジュリオ・セザールが語った。

2人はインテルで並んでプレーし、2009/10シーズンにはジョゼ・モウリーニョ率いる下で名高いトレブルを達成した。セザールがゴールマウスとして英雄的な活躍を見せたのに対し、モッタはミッドフィールドで華やかさと創造性を発揮したものの、カンプ・ノウでのバルセロナ戦のセミファイナル第2戦で退場し、チャンピオンズリーグ決勝を欠場する結果となった。

引退後すぐに、モッタは指導者としての第一歩を踏み、パリ・サンジェルマンのユース部門を指揮。その後、ジェノアやスペツィアなどイタリア各地で経験を積み、ボローニャでの2年間で一躍脚光を浴びる存在となった。モッタはロッソブルーを歴史的なチャンピオンズリーグ出場に導いた後、監督の座を退き、ユベントスに加入する選択を下したが、結果としてその決断は後の時代に誤ったものと評されることになる。

それにもかかわらず、元チームメイトのセザールは、モッタが監督に転身するとは思わなかったと驚きを隠さなかった。伝説のゴールキーパーはGoalのインタビューで、「正直なところ、ティアゴが監督になるなんて想像もしなかった。彼はいつも口数が少なく、内向的な人物だった」と述べた。さらに、更衣室での会話もあったものの、「彼にその資質があるとは感じなかった。むしろエステバン・カンビアッソにそれを見た」と語る。

続けて、セザールは「しかし、ティアゴは非常に知性のある人物で、すぐにそれはわかった。決してスピード抜群ではなかったが、足元のボールさばきは卓越しており、ボールを2~4タッチで扱う。その信じられないビジョンは際立っていた」と評価。そして、「ボローニャでの成果には驚かなかった。おそらく、ユベントスではティアゴにとってタイミングが合わなかったのだろう」と締めくくった。

なお、イタリアメディアの一部では、モッタのコミュニケーション能力の不足が、ユベントスの更衣室内で彼が不人気な人物となった理由の一つとして取り上げられている。

(引用元:JuveFC.com)

 

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