トゥドール刷新で自由を掴む ― ユルディズが未来を切り拓く
編集長ミツひと言
今シーズンからユベントスの背番号10を任されることになったイクラちゃん。現時点で公式戦は44試合に出場しており、8ゴール・4アシストを記録。年齢が19歳、そしてレギュラーになって1年目ということを鑑みると「及第点」と言えますが、この8ゴールのうちの2つは清原体制になってからのもの。モッちゃん時代にはなかなか難しい時間を過ごし、そして一部のファンからは厳しい声が届いていたことは間違いありません。
では、なぜイクラちゃんが清原体制で活躍するようになったかというと、そのポイントは「自由」。それまでは左右のどちらかのミッドフィルダーとしてある程度の約束事の中でプレーしていましたが、清原が新監督として就任すると、トップ下の位置で自由を与えられることに。その様は、まさに「躍動している」と言え、もしその状況を光GENJIが目にしたら、「夢はフリーダムフリーダム、シャボンのように」と歌い出すかもしれません。
しかし、それがイコール「モッちゃんが悪」という訳ではなく、それこそサッカーには一定の「約束事」が必要ですが、その約束事が特例的に免除される選手がいるのも事実。例えば直近ではクリスティアーノ・ロナウドはその最もたる存在でしたし、一昔前ではありますが、デル・ピエーロを型にハメるのはチームにとってマイナスに働くのは明らかでした。って優香、イクラちゃんは「自由」を与えたところで、適当にやるタイプじゃないし、それこそ守備もきちんとやるし。
何にしてもイクラちゃんが清原の下でブーストが掛かったことは間違いなし。「自由」を手にしたイクラちゃんが、残りの6試合で一つでも多くのゴールを決めて、チームをCL出場権に導くことを期待しています。
ちなみに、編集長は家庭の中で自由とは程遠い生活を強いられています。ちくしょーーー!