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レッチェ戦勝利の裏で交代陣に激論 「チームを守れ」と監督が怒声



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ユベントスのトゥドール監督は、土曜夜のレッチェ戦(2-1)後、選手たちに厳しい言葉を投げた。クロアチア出身のトゥドールは、3戦で2勝と就任後早々の勝利を収める形となった。

勝利には満足しつつも、46歳の監督は交代出場の選手たちのパフォーマンスに大きな不満を抱いていた。後半、ドゥシャン・ヴラホヴィッチはランダル・コロ・ムアニに交代し、トゥーン・コープマイネルスは負傷状態のまま退場、代わってアンドレア・カンビアーゾが投入された。さらに、ティモシー・ウェアが同国出身のウェストン・マッケニーとの直接交代となる形で投入される。その後も、フランシスコ・コンセイソンがニコラス・ゴンザレスの代わりに、さらに遅いタイミングでニコロ・サヴォーナがケナン・イェルディズの代わりに投入された。サヴォーナのみが数分間の出場に留まる中で、後半の交代出場者たちは刺激をもたらせず、試合が進むにつれて一層状況が悪化。レッチェが一度得点し、同点に迫る局面もあった。

『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の記者ジョヴァンニ・アルバネーゼによれば、試合終了後、トゥドール監督は更衣室内で激しく声を荒げる場面があったという。元ヴェローナ、ラツィオの監督でもあるトゥドールは、ポストマッチの会見で誰かを責めることはなかったが、交代策への不満を隠さなかった。「交代出場者のパフォーマンスは好ましいものではなかった。更衣室でも指摘したし、ここでも繰り返す。『交代選手5人で試合の半分が変わるわけだ。だから心構えがなければならない。かつて自分も選手だったが、もっと早く成長し、チームを最優先に考えなければならない』と」などと断言した。

その結果、コロ・ムアニ、ウィー、カンビアーゾ、コンセイソンらは、次戦パルマ戦で先発メンバー入りを狙うことが難しくなる可能性がある。

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