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トゥドール体制で構想外に…ユベントス、ムバングラを今夏放出へ



(画像:GettyImages)

JuveFC.com

イゴール・トゥドール監督は、ティアゴ・モッタ政権下でレギュラー格だった複数の選手を重用しておらず、監督交代後に出場機会を大きく減らす選手が出てきている。ユベントスは現在、限られた残り試合の中でクラブの流れを好転させられるかどうかが問われており、トゥドールにとっても正念場を迎えている。

この切迫した状況の中で、指揮官は自身の戦術に適応できる選手を優先して起用しており、それに伴って一部の選手が構想外となっているのが現状だ。なかでも影響を大きく受けているのが、サミュエル・ムバングラである。

ベルギー出身の攻撃的MFであるムバングラは、モッタがトップチームに引き上げ、デビューのチャンスを与えた“発掘選手”だ。しかしモッタ退任以降、トゥドールの下ではほとんど出場機会を得られていない。現在のシステムではウイングではなくウイングバックが重視されており、純粋なウイングのムバングラはポジション上の必要性が薄れている。

このシステム変更の影響はフランシスコ・コンセイソンにも及んでおり、彼もまた出番を失っている。両者とも、フォーメーションや戦術に再び変更が加えられない限り、シーズン終了まで出場機会は限られる見通しだ。

『Tuttomercatoweb』によれば、ユベントスはすでにムバングラを今夏の移籍市場で売却可能な選手と位置づけており、1500万〜2000万ユーロのオファーが届けば放出に応じる構えだ。この評価額は、モッタ体制下で見せたポテンシャルとパフォーマンスを踏まえたものとされている。

ムバングラは今季、若手の中でも最も将来を嘱望されたタレントの一人であり、ユベントスはその技術と汎用性の高さから複数クラブから関心が寄せられると見ている。戦術的な理由で構想外となっているが、選手としての評価は依然として高い。

残り試合での起用は期待しにくい状況だが、大きな方針転換がない限り、ムバングラのトリノでの時間は今季限りとなる可能性が高い。

(引用元:JuveFC.com)

 

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