カペッロも太鼓判「トゥドールに任せるべき」 ── ユーベの未来は今季終盤の結果次第
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現在ユベントスの指揮を執るイゴール・トゥドールは、今季の好成績でフィニッシュすること、そして来季以降の正式な監督就任に向けて自らの価値を証明することに集中している。
ビアンコネーリは先月のインターナショナルブレイク中にティアゴ・モッタを解任し、トゥドールを新たな監督に迎え入れた。指揮を執ったのはまだわずか2試合だが、セリエAでのトップ4入りは依然として現実的な目標として残されており、クラブとしても残り試合で最大限の勝ち点を積み上げることに全力を注いでいる。
クラブ内にはシーズンを立て直すだけの時間がまだ残されているとの自信があり、トゥドールには安定と規律をもたらす存在としての期待が寄せられている。過去にユベントスと関わりのあった彼はクラブの文化を熟知しており、求められる役割を理解していることも大きなアドバンテージだ。
とはいえ、来季の監督人事については依然として不透明であり、アントニオ・コンテの復帰が取り沙汰されるなど、様々な憶測が飛び交っている。ただし、クラブが掲げる目標を達成できれば、トゥドール続投を支持する声もイタリア国内で高まりつつある。
『トゥットスポルト』によると、元イタリア代表監督のファビオ・カペッロもトゥドール支持を表明。カペッロは「トゥドールがチャンピオンズリーグ出場権を獲得できれば、このユーベを率い続ける資格があると思う。彼はこのクラブの環境を理解しており、何をすべきか分かっている。選手たちも彼に従っており、来季の監督として十分な可能性を持っている」と語っている。
今後の試合で好成績を維持し、ヨーロッパ最高峰の舞台への切符を掴むことができれば、トゥドールの正式就任に向けた追い風となるのは間違いない。シーズン終盤のパフォーマンスが、ユベントスの今後の方針を大きく左右することになりそうだ。