ユベントスか、ミランか?ジョナサン・デイビッド獲得を巡る欧州勢の激戦
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ユベントスは、契約満了を目前にしたリールのストライカー、ジョナサン・デイビッド(25歳)との噂が絶えないが、今やミランが本格的な競争相手として台頭している。
過去数年間、同選手はリーグ・アンで最も安定した得点力を誇る存在として頭角を現してきた。しかし、フランスクラブでの章は終盤を迎え、今シーズン終了とともに契約が満了する。
リールは新契約を急いでいたものの、カナダ代表のデイビッドはクラブに留まる意向はなく、欧州各国の巨豪クラブからの関心を受ける中、フリーエージェントとしての道を選ぶ見通しだ。フリーでの移籍となれば、本人とその側近はサインオン料、コミッション、巨額の給与を要求することが可能となる。そのため、ある報道によれば、デイビッド獲得に向けた初年度のコストは3400万ユーロに上るという。
この高額提示にもかかわらず、欧州のトップクラブは一流の得点力を持つストライカーに対する熱意を示している。直近、Sky Sports CHのサチャ・タヴォリエリ記者は、ユベントスがカナダ代表獲得レースをリードしており、インテルが僅差で追走していると伝えている。
一方、La Gazzetta dello Sportの報道によれば、デイビッドはミラン側にもオファーがなされている模様だ。ミランは今年1月、フェイエノールトからサンティアゴ・ヒメネスという新ストライカーを獲得したが、メキシコ人の現状の苦戦が響き、さらに攻撃陣の補強を検討する可能性が浮上している。
現在、ミランはこの件について検討中であり、ユベントスをはじめとする他クラブが影で狙いを定める中、デイビッドは今シーズン全43試合で23得点、10アシストを記録。さらに、カナダ代表としては通算61試合32得点という記録を保持し、国の歴代得点王の座に君臨している。