ローマ戦引き分け後の率直評論 ── ブッフォン、ユベントスの進化と課題を指摘
Juve News Live
伝説的GKジャンルイジ・ブッフォンが、ローマとの1-1の引き分け後、DAZNの試合後分析にてユベントスの現状について語った。ビアンコネーリの象徴でもある彼は、チームの結束力が高まっていることに触れつつ、現在の異例とも言えるキャプテンシー問題にも言及した。
ユベントスの目に見える進化について
「今のユーベの選手たちは、以前よりもお互いに多くを話し合い、共有しているように見える。同じ方向を向いているというつながりがある。以前は、皆がそれぞれ自分の解釈でプレーしているように見えて、ピッチ上で苦しんでいるようだった。」
複数キャプテン制について
「キャプテンが複数いるのは確かに異例だ。一番大事なのは、自分がどんな歴史あるクラブにいるかを理解すること。ユベントスのロッカールームに入れば、100年以上にわたるキャプテンたちの写真が飾られている。それを見れば、“本物のキャプテン”を立てるべきだと気づくはずだ。
キャプテンというのは、チームが繊細な局面に立たされた時や、監督のメッセージを伝える場面で、立場が弱く見えるようではいけない。むしろ支えられ、チームの中心として認識されるべき存在なんだ。」
チアゴ・モッタについての短いコメント
「彼のこのユーベでの経験は、今後必ずプラスになると思う。将来に期待しているよ。」
ブッフォンの発言は、レオナルド・ボヌッチの退団後もキャプテン不在が議論される中、イゴール・トゥドール暫定監督のもとで再び勢いを取り戻しつつあるユベントスの現状を反映している。