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【マッチレビュー】ローマ対ユベントス、CL出場権を懸けた熾烈な戦いは1-1のドロー



(画像:GettyImages)

Juve News Live

ローマの公式戦7連勝はついにストップしたが、途中出場のエルドル・ショムロドフが終盤に同点ゴールを挙げ、ユベントスに勝ち点3を渡すことはなかった。

ヨーロッパ出場権争いを占う重要な一戦となったこの試合。好調を維持していたローマだが、パウロ・ディバラ、ロレンツォ・ペッレグリーニ、アレクシス・サーレマーケルスら主力をケガや出場停止で欠く厳しい状況での戦いとなった。一方、ユベントスも新指揮官イゴール・トゥドールの下で再スタートを切ったものの、フェデリコ・ガッティやグレイソン・ブレーメル、アレク・ミリクを欠いての試合となった。

試合はユベントスが立ち上がりから主導権を握る展開に。ティモシー・ウェアのカーブシュートはローマGKミレ・スヴィラールが好セーブ。徐々にリズムを掴んだローマも、アルテム・ドフビクの折り返しからブライアン・クリスタンテが狙うも、ピエール・カルルが体を張ってブロックした。

前半は互いにポスト直撃の惜しい場面も。ユベントスはウェアのクロスにニコ・ゴンサレスが頭で合わせ、スヴィラールがギリギリで弾いたボールがポストを叩く。一方ローマも、マティアス・スーレのクロスにステファン・エル・シャーラウィが頭で合わせるも、こちらもポストを直撃した。

均衡が破れたのは前半終了間際。ローマの右SBゼキ・チェリクのクリアが中途半端になり、ユベントスのマヌエル・ロカテッリがエリア外からボレー。ボールはバウンドしながらゴール右隅に吸い込まれ、ローマの無失点記録を3月初旬以来で止める一撃となった。

しかしローマもすぐさま反撃。後半から投入されたショムロドフが流れを変える。攻勢を強めたローマはセットプレーからエヴァン・エンディカがヘディングシュート。これをユベントスGKミケーレ・ディ・グレゴリオが一度は弾いたが、詰めていたショムロドフが押し込み、試合を振り出しに戻した。

終盤は激しい攻防が続くも、決定打は生まれず。ドフビクの突破からのシュートをディ・グレゴリオがセーブし、逆にウェストン・マッケニーの強烈な一撃もスヴィラールがストップ。アディショナルタイムにはロイド・ケリーの折り返しからマッケニーが狙うも、アンヘリーニョが体を投げ出してブロックした。

ヨーロッパ出場を争う両チームにとって痛み分けの結果となったが、内容の濃い一戦だった。

(引用元:JuveNewsLive)

 

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