【Goal Italia】ローマ対ユベントス 採点
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ローマとユベントスの“欧州圏対決”はドロー決着 ロカテッリ弾にショムロドフが応える
ヨーロッパカップ戦出場を視野に入れた重要な一戦、ローマ対ユベントスの試合は1-1の引き分けに終わった。先制したのはユベントスで、ロカテッリの鮮やかなミドルシュートが決まる。しかし後半開始早々、ローマは途中出場のショムロドフが同点弾を決め、試合を振り出しに戻した。
勝点1を分け合う結果となったが、両チームの監督にとってはそれぞれ収穫のある一戦となった。ユベントスのトゥドル監督は特に前半の内容に満足感を示し、ローマのラニエリ監督もチームの反発力を評価。なお、ローマはこの引き分けでリーグ戦7連勝がストップした。
試合はユベントスが主導権を握ってスタート。3分にはウェアがカーブシュートでスヴィラールを強襲し、好セーブを引き出す。その後も両チームが互いに決定機を作り合う展開。25分にはローマのクリスタンテが至近距離から狙うも、カルルのスライディングがゴールを阻止。27分にはニコ・ゴンサレスがヘディングでクロスバーを叩くなど、緊張感の高い攻防が続く。
均衡を破ったのは40分。カルルのクロスをチェリクが頭でそらし、ボールを拾ったロカテッリがエリア外からダイレクトボレーでゴール右隅へ。ユベントスが1-0とリードを奪う。前半終了間際にはローマがエル・シャーラウィのシュートに対するハンドを主張するも、判定はノーハンド。
後半開始から登場したショムロドフが流れを変える。49分、見事な動き出しから同点ゴールを奪取。最終的に試合はそのまま1-1で終了した。