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ユベントスのトレーニングに変化── モッタとトゥドールの決定的な違いとは?



(画像:GettyImages)

JuveFC.com

イゴール・トゥドールが監督としてのデビュー戦を迎えたジェノア戦で、ユベントスのファンはチームのアプローチがティアゴ・モッタ時代とは大きく異なることにすぐに気付いた。

クロアチア人指揮官は、前ボローニャ監督の解任を受けて暫定的に就任。わずか8カ月の指揮でチームを鼓舞することができなかったモッタは、フィオレンティーナ戦での0-3の敗戦が決定打となり、クラブは解任を決断した。

トゥドールは現役時代にユベントスでプレーし、2020/21シーズンにはアンドレア・ピルロのアシスタントコーチを務めた経験を持つ、コンティナッサにとって馴染みのある存在。そんな46歳の指揮官は、先週土曜日のジェノア戦でケナン・ユルディスの決勝ゴールにより、1-0の勝利で白星デビューを飾った。

試合内容は決して圧倒的なものではなかったが、ファンにとっては十分に希望が持てる内容だった。特に目立ったのは、チームのプレースタイルにおける明確な変化だ。

トゥドールのチームは、ポゼッションを長く維持するのではなく、縦に速いプレーでボールを前に運ぶスタイルを採用。さらに、1対1の局面でもより激しく戦う姿勢が見られ、デュエルのスタッツにもその違いが表れていた。

この変化の要因はどこにあるのか?

『トゥットスポルト』によると、トゥドールのもとでトレーニングの強度が明らかに上がっているという。選手たちはハードワークを求められ、練習では攻撃陣と守備陣がミニゲーム形式で直接対決するメニューも取り入れられている。この狙いは、試合でのプレーリズムやスピードを向上させることにある。

ジェノア戦ではこのスタイルが一定の成果を上げたが、今週末のアウェー戦はさらに厳しい試練となる。相手は現在セリエAで最も好調なクラウディオ・ラニエリ率いるローマ。この一戦がトゥドール体制の真価を測る試金石となりそうだ。

(引用元:JuveFC.com)

 

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