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ユベントス、カンビアーゾ退団に備えて、クラブ・ブルッヘのデ・カイペルに注目か!



(画像:GettyImages)

Juve News Live

ユベントスが、今夏トリノからイタリアDF・アンドレア・カンビアーゾの退団が決まった場合の後継候補として、クラブ・ブルッヘの左サイドバック、マキシム・デ・カイペルの獲得競争でミランと激突する。24歳のベルギー代表は、左サイドのフルバックとしてはもちろん、ミッドフィールダーとしても起用可能な守備の多才な選択肢と見なされている。

 

移籍情勢と競争

Calciomercatoによれば、デ・カイペルのクラブ・ブルッヘとの契約は2028年6月までで、クラブ側は売却に追われる立場にはない。評価額は約2500万ユーロとされるが、ウェストハム、RBライプツィヒ、アトレティコ・マドリードといったプレミアリーグ勢からの関心もあり、入札合戦が予想される。ユベントスは彼をカンビアーゾの直接の後継と位置付ける一方、ACミランはフランス人DFテオ・エルナンデスの退団時の補強候補として狙っている。両イタリアの巨頭は、今シーズン初期にチャンピオンズリーグでのアタランタ戦や自陣戦でのパフォーマンスを高く評価し、デ・カイペルの詳細なスカウティングを進めている。

 

カンビアーゾの不透明な未来

デ・カイペルの獲得は、カンビアーゾの今後に大きく依存する。マンチェスター・シティは、1月に60万ユーロ超の入札交渉が難航した後、再びユベントスのウィングバックに興味を示している。ユベントス側は、23歳のカンビアーゾの退団に対し8000万ユーロを要求しており、彼はペップ・グアルディオラ監督のプランにおいても重要な存在だ。シティが今夏、条件を改善して戻ってくれば、ユベントスはカンビアーゾの退団を承認し、デ・カイペル獲得に向けた動きを加速する可能性がある。

 

デ・カイペルの実績

デ・カイペルは、クラブ・ブルッヘで103試合に出場し、8得点21アシストを記録。左サイドでのオーバーラップや精度の高いクロスに定評があり、カンビアーゾに例えられることも多い。一方、ACミランは組織体制の不透明さからベルギー選手の本格的な獲得に踏み切れず、両クラブともプレミアリーグ勢の存在により、入札価格が高騰するリスクにさらされる状況だ。

 

今後の課題

ユベントスはFIFAクラブワールドカップ前の6月までに契約成立を目指すが、カンビアーゾの今夏後半の退団可能性や監督体制の不確定要素がタイムラインを複雑化させる。ミラン側も、テオ・エルナンデスの将来と新スポーティングディレクター(おそらくファビオ・パラティチ)の任命が前提となり、動きが停滞する可能性がある。さらに、プレミアリーグ勢の介入もあり、両イタリアクラブは入札が激化すれば高値で買い叩かれるリスクを抱える。

(引用元:JuveNewsLive)

 

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