ユベントス、ジョナサン・デイビッド獲得レースで一歩リードか? 移籍コストは実質3400万ユーロ
Football Italia
ジョナサン・デイビッドの獲得には、フリーエージェントであるにもかかわらず3400万ユーロの費用が必要となるようだ。スイスの「Sky Sport CH」によると、カナダ代表FWの獲得レースでユベントスが「わずかにリードしている」と報じられている。
デイビッドのリールとの契約は今季限りで満了を迎えるため、移籍金なしで獲得可能と見られている。しかし、同メディアによれば、プレミアリーグのクラブに対して選手側が提示した条件は、年俸900万ユーロに加え、1500万ユーロの契約ボーナス、さらに1000万ユーロの代理人手数料を含むものだった。これにより、実際の移籍コストは3400万ユーロに上るという。
セリエA勢がプレミア勢をリード?
報道によると、デイビッドにはユベントスとインテルが強い関心を示しており、インテルは昨年末の時点で選手側と接触を開始していたとされる。一方、「Sky Sport CH」は、プレミアリーグ勢よりもセリエAのクラブが獲得レースで優位に立っていると指摘。イタリアのクラブは移籍金の支払いを抑える一方で、選手の給与に投資する傾向があることがその理由の一つとされている。
その中でも、ユベントスは「やや優位」に立っていると報じられているが、デイビッド自身はラ・リーガへの移籍を夢見ており、特に幼少期から応援していたバルセロナへの加入を希望しているという。
ユベントス、インテル、バルセロナといったクラブが競合する中、デイビッドの去就は今後数カ月で大きく動く可能性がある。フリーエージェントでの獲得ながらも高額なコストが発生する中、どのクラブがこの争奪戦を制するのか注目が集まる。