ユベントス、ガッティの契約更新を検討も…適切なオファーがあれば売却の可能性も
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フェデリコ・ガッティは、ユベントスにとって最も重要な選手の一人と広く認識されている。チーム内では比較的控えめな給与を受け取っているものの、クラブへの忠誠心は揺るがず、常に重要な役割を果たしてきた。アリアンツ・スタジアムに到着して以来、その献身的な姿勢は一貫しており、複数の指揮官の下でもレギュラーの座を維持している。
すでに2度の監督交代を経験しながらも、チームの中心選手であり続けてきたガッティ。新指揮官イゴール・トゥドールのもとでも引き続き主力としてプレーすることが予想される。特にトゥドールは3バックを好むため、ガッティにとっては適したシステムとなるだろう。クラブは彼の能力を高く評価しており、今後も守備の要として期待を寄せている。
その活躍ぶりから、これまでに複数のクラブが関心を示してきたが、現在も引き続き国外からの注目が集まっている。ユベントスはこうした状況を把握しており、ガッティを引き留める意向を持っている。その一環として、現在の年俸150万ユーロを引き上げる形での契約延長を準備しているという。
しかし、クラブは彼の残留を望みつつも、適切なオファーが届いた場合には売却の可能性も否定していない。『トゥットメルカートウェブ』によると、ユベントスはガッティに対して3000万ユーロの評価額を設定しており、その額に見合うオファーがあれば交渉に応じる構えだ。
ガッティはピッチ上でのパフォーマンスだけでなく、ロッカールーム内での存在感も際立っており、時にはキャプテンマークを託されることもある。プレー面以外でもチームに大きな価値をもたらす選手だ。しかし、クラブは財政的およびスポーツ面の両方を考慮しながら選手の将来を判断する必要があるため、適切な条件が提示された場合には売却を決断する可能性もあるだろう。
それでも、仮にトリノに留まることになれば、ガッティはこれまでと同様に全力を尽くし、ユベントスの守備を支える活躍を続けることは間違いない。