ユベントス、ハンツコ獲得は決定的ではない?ロマーノが現状を報告
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ユベントスがフェイエノールトのダビド・ハンツコ獲得を目指しているものの、まだ決着には至っていないようだ。移籍市場に精通するジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノが最新の状況を報じている。
ユベントスは1月の移籍市場でグレイソン・ブレーメルの負傷を受け、27歳のスロバキア代表DFを最優先ターゲットに設定。しかし、フェイエノールトはサンティアゴ・ヒメネスをミランに売却したばかりであり、シーズン途中でさらなる主力放出を拒んだため、交渉はまとまらなかった。
その後、複数の報道では、ユベントスがハンツコの代理人とすでに5年契約(年俸250万ユーロ)で合意済みとされ、フェイエノールトとも移籍金3000万ユーロの交渉を進めていると伝えられていた。
しかしロマーノによると、ユベントスはまだ決定的な段階には至っておらず、他クラブとの競争も残っているという。
「現時点でダビド・ハンツコのユベントス移籍が保証されたわけではなく、合意にも達していない。ユベントスが長らく関心を示しているのは事実だが、1月のオファーが拒否された後も、移籍が決まったわけではない。他にもハンツコ獲得を狙うクラブが複数存在する」と、自身のX(旧Twitter)で報じている。
ハンツコは2019年にフィオレンティーナへ加入し、セリエAでの経験を持つものの、フィレンツェでは大きなインパクトを残せなかった。しかし、2022年夏にフェイエノールトへ移籍して以降、その評価は急上昇。今季はセンターバックを主戦場としながらも、左サイドバックとしてもプレー可能で、公式戦で4ゴール4アシストを記録するなど攻撃面でも存在感を示している。
ユベントスが今夏にハンツコを獲得できるかどうかは、引き続き交渉の行方次第となりそうだ。