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【マッチプレビュー】ユベントス、トゥドール体制初陣、ジェノアに勝利で巻き返しなるか



(画像:GettyImages)

Juve News Live

ユベントスは土曜夜、アリアンツ・スタジアムでジェノアを迎える。最大の注目は、新監督イゴール・トゥドールが低迷するチームにどのような変化をもたらすかだ。今季のビアンコネーリはスクデット争いではなく、トップ4確保を目指す異例の状況に置かれている。

 

トゥドール新体制始動

チアゴ・モッタの解任を受け、暫定監督として指揮を執ることになったトゥドール。ユベントスで2度のスクデット獲得経験を持つ元DFは、ヴェローナやラツィオを率いたセリエAでの豊富な指導歴を武器に、チーム再建を図る。

チャンピオンズリーグとコッパ・イタリアでの屈辱的な敗退、さらにはリーグ戦の引き分けの多さと大敗が重なり、モッタの解任は避けられなかった。トゥドールの手腕が、揺れるチームを立て直せるかが問われる。

 

戦術変更の可能性

トゥドール就任により、3-4-2-1または3-5-2へのフォーメーション変更が予想される。すでにロカテッリをキャプテンに指名し、不遇をかこっていたヴラホヴィッチについても前向きなコメントを発している。
攻撃陣では、ヴラホヴィッチと新戦力コロ・ムアニの連携がカギとなる。しかし、コロ・ムアニは加入当初こそ活躍したものの、現在はゴールから遠ざかっており、トゥドールが別のオプションを検討する可能性もある。

 

負傷者と選手起用の悩み

チームは依然として負傷者に悩まされている。ブレーメル、フアン・カバル、ミリクが欠場予定で、カンビアーゾとドウグラス・ルイスのコンディションも不透明。中盤と守備陣の選択肢が限られる可能性がある。

 

ジェノアの静かな躍進

一方で、ユベントスの混乱とは対照的に、ジェノアはパトリック・ヴィエラ監督の下で堅実な成長を見せている。元ユベントスMFでもあるヴィエラは、グリフォーネを12位に導き、残留争いとは無縁の状況を作り上げた。

直近6試合で1敗のみと安定感を見せるが、2025年のアウェイ戦では未勝利が続いており、敵地での戦いぶりが課題となる。

 

注目ポイント:ミレッティの古巣凱旋

この試合で注目を集めるのは、ジェノアにレンタル移籍中のファビオ・ミレッティだ。ユベントス時代のゴール・アシスト数をすでに上回る活躍を見せており、古巣相手にどんなパフォーマンスを披露するのか注目される。

 

ユベントス、圧倒的な対戦成績

ユベントスはホームでジェノアに34年間敗れておらず、このデータはビアンコネーリにとって心強い。さらに、ジェノアのアウェイ不振を考えれば、ユベントスにとって有利な展開となる可能性が高い。

 

チームニュース

ヴラホヴィッチ、ニコ・ゴンサレス、ガッティは代表戦から早めに戻り、トゥドールの下で準備を進めている。一方で、ジェノアはアーロン・マルティンが出場停止。バニ、ジュニオール・メシアス、アハノール、バロテッリ、コルネらも負傷で欠場見込み。マルティン不在の左サイドには、ヴァスケスまたはマトゥーロが起用される可能性が高い。

 

予想スタメン

ユベントス(3-4-2-1)

ディ・グレゴリオ;カルル、ガッティ、ヴェイガ;ウェア、ロカテッリ、テュラム、サヴォーナ;コープマイネルス、ユルディス;ヴラホヴィッチ

 

ジェノア(4-2-3-1)

レアリ;サベッリ、デ・ウィンテル、ヴァスケス、マトゥーロ;バデリ、フレンドルップ;ザノーリ、マリノフスキ、ミレッティ;ピナモンティ

 

試合展望

トゥドールの就任による変化が、ユベントスにどのような影響を与えるかが鍵となる。ジェノアは粘り強い戦いを見せているが、アウェイでの不振が足かせとなる可能性が高い。

予想スコア:ユベントス 2-1 ジェノア

(引用元:JuventusNew24)

 

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