ユベントス、トゥドール新体制で空気一変 ── モッタのクラシックからロックンロールへと…
Juve News Live
イゴール・トゥドールの就任により、ユベントスのトレーニング場「コンティナッサ」の空気が一変したようだ。『トゥットスポルト』によると、クラブがティアゴ・モッタをシーズン終了前に解任した理由の一つは、チームとの関係を改善できなかったことにあったという。経営陣の要請にもかかわらず、モッタと選手たちの距離は縮まることなく、溝が深まる一方だった。
トゥドールの到来は、選手たちにとって即座に変化を実感させるものとなった。『トゥットスポルト』は「コンティナッサでは、モッタのクラシック音楽からトゥドールのロックンロールへと変わった。たった1回のトレーニングで、今後は“エネルギー”の重要性が大きく変わることを選手たちは理解した」と報じている。
さらに「すでに昨日から、選手たちは新鮮な空気を感じていた。トゥドールはエネルギーに満ち溢れ、何カ月も耳にしていなかった檄を飛ばしながらチームを鼓舞していた」と伝え、チームの士気が大きく変化したことを強調している。
また、新監督は就任後すぐに選手たちへ向けたスピーチを行い、ユベントスの一員であることの意味を改めて説いた。このストレートなアプローチは、選手たちに強い印象を与えたようだ。『トゥットスポルト』は「選手たちはトゥドールの率直で形式ばらない態度に好印象を持った」とし、今週末のジェノア戦での指揮にも注目が集まっている。
モッタとの違いは明確だ。報道によれば「モッタとチームの関係は限界に達しており、最後のトレーニングでは彼はただ見守るだけで、対話を避けていた。これはジュントリの求める姿勢とは正反対だった」とされている。
一方、トゥドールは就任直後から積極的に選手との距離を縮めることに注力。「例えば、良いプレーが出た際にはハイタッチを交わすなど、細かいジェスチャーを通じて選手とのコミュニケーションを強化している」と伝えられている。
新体制の下で、ユベントスはどのように変化していくのか。トゥドールの初陣となるジェノア戦は、その方向性を示す試金石となりそうだ。