残り9試合に全てを賭けるトゥドール新政権、キャプテンは引き続きロカテッリ!
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ティアゴ・モッタの下で大きな変化を遂げたユベントスは、ダニーロとの決別後、複数の選手がキャプテンマークを巻いてきた。
ブラジル人DFはこれまでビアンコネーリの最も信頼できる選手の一人であり、昨季までキャプテンを務めていた。しかしモッタは就任当初からダニーロを自身の構想に含めず、1月には戦力外と判断。これを受け、ダニーロはクラブを去り、現在は母国ブラジルのフラメンゴでプレーしている。
その後、ユベントスは前へと進み、ここ数カ月はマヌエル・ロカテッリがキャプテンマークを託され、ピッチ上のリーダーとしての地位を確立。他にもフェデリコ・ガッティやウェストン・マッケニーが一時的にキャプテンを務めたが、ロカテッリが最も安定してその役割を果たしている。
とはいえ、長期的なキャプテンについて正式な発表はまだなく、現在指揮を執るイゴール・トゥドールには、新たなリーダーを指名する権限がある。
しかし『Il Bianconero』によると、新監督に就任したトゥドールはチームの構造を大きく変更するつもりはないという。特にシーズン終盤の重要な時期にあるため、さらなる混乱を避けるべく、ロカテッリをキャプテンに据え続ける方針だと報じられている。
トップ4争いが続く中、チームの安定性は極めて重要な要素となる。この段階で大きな変化を加えることは、チームのパフォーマンスや結束力に悪影響を及ぼしかねない。トゥドールの決断は、移行期間における一貫性の重要性を理解したものといえる。
ユベントスが来季のチャンピオンズリーグ出場権を確保するためには、新指揮官の下でスムーズな移行を進めることが不可欠となる。