「ご意見番」カッサーノがジュントリを痛烈批判「責任者なら辞任すべき」
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ユベントスが今季大きな危機に直面する中、アントニオ・カッサーノがクリスティアーノ・ジュントリを厳しく批判した。
クラブの不振は主にティアゴ・モッタが期待に応えられなかったことに起因している。ユベントスは今夏、新監督としてモッタを迎え、マックス・アッレグリ以上の結果を残せると確信していた。しかし、モッタはこれまでビッグクラブを率いた経験もなく、主要タイトルを獲得した実績もなかった。その決断は結果的に裏目に出ており、クラブはシーズン途中で解任に踏み切ることとなった。
モッタの退任後、批判の矛先はクラブの首脳陣へと向けられ、特に彼を招聘したジュントリの責任を問う声が高まっている。監督選定の基準に疑問を呈する声も多く、その中でもカッサーノはジュントリの役割について激しく批判している。
『Calciomercato』によると、カッサーノは次のようにコメントした。
「今のユーベの責任者は誰だ? もしジュントリが決定権を持っているなら辞任すべきだ。彼はモッタを連れてきて、フィオレンティーナ戦後に『モッタで立て直す』と言っていたが、結果はこのザマだ。もしジュントリが責任者で、こんなクソみたいなことをしたなら、『辞めます』と言うべきだ。それなら拍手を送るよ。
私は彼が責任逃れをしたと思っている。もし彼が決定権を持っていないなら、誰が責任者なのかはっきりさせるべきだ。もしジュントリが権限を持っていないなら、辞任して給料も返上しろ。ステータスやDNAなんてくだらない話だ。素人の方がまだマシだよ。」
カッサーノの発言は、ユベントスの現状に不満を抱くファンや評論家の意見を代弁するものとなっている。モッタの解任は避けられない決断だったが、そもそも彼を選んだ首脳陣の責任は免れない。
ユベントスが今季の巻き返しを図る中、クラブの経営陣がこの危機にどう対応するのか、そしてジュントリの立場がさらに厳しく問われるのか、注目が集まる。