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OBビリンデッリが語るユベントスの現状 ── モッタへの批判とトゥドールへの期待



(画像:GettyImages)

Juve News Live

元ユベントスDFアレッサンドロ・ビリンデッリが、クラブの現状について自身の見解を述べた。ティアゴ・モッタの指揮下での問題点や、イゴール・トゥドールの就任について語る中で、ユベントスのアイデンティティとチームの結束の重要性を強調している。

ビリンデッリは「サッカーにはサイクルがあり、それが終わったときには忍耐と勇気が必要だ。しかし、それ以上に大切なのは、強い結束力だ」と指摘。さらに「技術的、戦術的な話を超えて、ここ数カ月のユベントスには、クラブ、スタッフ、チームの間に必要な一体感が見られなかった。まるでそれぞれが別々に仕事をしているようだった」と現状への懸念を示した。

 

モッタへの批判

ビリンデッリは、モッタのユベントスでの指揮について厳しい評価を下している。「モッタは状況を理解していなかった。ボローニャで築いたものをそのまま再現できると思い込んでいたが、ユベントスはまったく異なるクラブだ。彼はプライドを捨てるべきだった」と述べ、モッタのアプローチを「思い上がり」と評した。

また、モッタの率直な性格は評価しつつも、「新しい環境に適応し、優先事項を理解することが重要だった」と指摘。さらに「クラブの経営陣も、方針を明確にし、適切なサポートを提供するべきだった」と、フロントの対応にも問題があったと批判した。

 

トゥドールへの期待

一方で、ビリンデッリは元チームメイトであるトゥドールに期待を寄せている。「イゴールはユベントスのDNAを伝えられる数少ない人物の一人だ。それこそが、我々が共に成し遂げた勝利の基盤だった」と語り、彼の精神力とリーダーシップを称賛した。

また、トゥドールの人柄について「彼は表裏のない、本物の人間だ。ユベントスにいた若い頃から、決して意見を隠さず、はっきりと発言していた。その誠実さは、今のフットボール界では貴重なものだ」と述べ、その直球なキャラクターがチームにも良い影響を与えると考えている。

 

今後に向けて

シーズン終盤に向けたユベントスの目標について、ビリンデッリは慎重な姿勢を求めている。「新しいことを始めるときに楽観的でいるのは大事だが、今はボローニャやラツィオとの試合のことを考えるべきではない。チームは一戦一戦に集中し、目の前の試合に全力を尽くすことが必要だ」と語った。

トゥドールのもとで、ユベントスがどのように変化していくのか。今後の試合で、その答えが見えてくるはずだ。

(引用元:JuveNewsLive)

 

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