ガゼッタが監督交代に至った背景を説明「フィオレンティーナ戦の後、ジュントリがモッタを痛烈に批判した」
Juve News Live
ユベントスがシーズン終盤の巻き返しを図るため、大胆な決断に踏み切った。ティアゴ・モッタを解任し、イゴール・トゥドールを新監督に迎えた。クロアチア人指揮官の契約は今季終了までとなり、その後の延長についてはオプションが付いている可能性がある。
監督交代に至った背景
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、フィオレンティーナ戦での0-3敗戦後、クリスティアーノ・ジュントリがモッタと直接対話を行い、厳しい言葉を投げかけたという。「君を選んだことを恥じている」――技術部門責任者はスカナヴィーノの同席のもと、チームが適切なスタイルを示せていないことを痛烈に批判したと報じられている。
一方のモッタは辞任を考えた様子はなく、冷静な態度を崩さなかった。この姿勢が経営陣の期待する「情熱的な反応」とは異なり、決定的な溝を生む要因となったようだ。クラブ側はあらゆる手を尽くしたと判断し、交代に踏み切る決断を下したとされる。
さらに、補強戦略においても意見の対立があった。ジュントリは数人の補強でスクデット争いが可能だと考える一方で、モッタはさらなる戦力補強が必要だと主張していた。
トゥドールに託される巻き返し
この状況の中で、チーム内からの支持も厚いトゥドールがユベントスの再建を託されることになる。ボローニャは直近のラツィオ戦で5-0と大勝し、チャンピオンズリーグ出場権争いでユベントスを逆転。モッタが率いたチームを追いかける形となるビアンコネーリは、新監督のもとで再びトップ4争いに食い込めるのか、注目が集まる。