コンセイソンの去就に不透明感 ── ユベントスへの完全移籍はまだ確定せず！その理由は…
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イタリア人ジャーナリストのマッテオ・モレットが、フランシスコ・コンセイソンの将来について新たな見解を示した。ユベントスへの完全移籍が確定したわけではないという。
22歳のウインガーは加入直後からアリアンツ・スタジアムのファンを魅了し、その華麗なドリブルと闘志あふれるプレースタイルで支持を集めている。そのため、サポーターの間では完全移籍を熱望する声が高まり、スポーツディレクターのクリスティアーノ・ジュントリもこれに応じる構えを見せていた。
実際、ジュントリは「コンセイソンの完全移籍は100％決まっている」と何度も公言。代理人のジョルジュ・メンデスも同様の発言をしており、ユベントス行きは既定路線と考えられていた。
しかし、モレットはファブリツィオ・ロマーノのYouTubeチャンネルに出演した際、この移籍が完全に保証されているわけではないと指摘。最終決定には2つの重要な要素が関わると述べた。
まず1つ目は、ティアゴ・モッタの去就だ。イタリア系ブラジル人指揮官はチーム内での関係が悪化しており、今季限りで退任する可能性が高いとみられている。そのため、新監督が誰になるのか、そしてその人物がコンセイソンを戦力としてどう評価するかが鍵となる。
もう1つの要因は、チャンピオンズリーグ出場権の有無。ユベントスはフィオレンティーナ戦での屈辱的な敗戦により、ボローニャに抜かれて5位に転落。このままではCL出場を逃す可能性が高く、財政面に大きな影響を及ぼす。もしCLに出場できなければ、ポルトに支払う3000万ユーロの移籍金を捻出できない可能性がある。
現在の状況を考えると、コンセイソンの未来はまだ確定しておらず、今後のチーム状況や経営判断次第で大きく変わることになりそうだ。
（画像：GettyImages）