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ユベントス、クラブW杯前にメインスポンサー獲得なるか? 時間との戦いが続く



(画像:GettyImages)

Juve Newslive

ユベントスが、新たなメインスポンサー獲得に向けて時間との戦いを強いられている。2024年6月30日をもってジープ(Jeep)との契約が終了し、2012-13シーズンから続いたパートナーシップが幕を閉じた。現在、ユベントスのユニフォームにはメインスポンサーのロゴがない状態が続いており、経済的な影響も無視できない。

 

最大4500万ユーロの損失も

『カルチョメルカート』によれば、スポンサー不在による財政的な損失は最大4500万ユーロに達する可能性がある。この額は、仮にユベントスがジープとの契約のもとで新フォーマットのチャンピオンズリーグ(スーパー・チャンピオンズリーグ)に出場していた場合に得られたとされる金額だ。

2024年11月には、マウリツィオ・スカナヴィーノCEOが「今シーズン終了までに国際的なブランドとの契約を締結できると確信している」と述べていた。しかし、その進展は思うように進まず、今やクラブW杯という明確な期限が迫っている。

 

クラブW杯への出場とスポンサー問題

ユベントスにとって、2025年のクラブW杯(アメリカ開催)はブランド価値を高める絶好の機会だ。だが、FIFAの規定により、ユニフォームは大会前にテストと承認を受ける必要があり、新スポンサーの決定を急ぐ必要がある。セリエA最終節のヴェネツィア戦(5月25日)が終わるまでに契約をまとめることが求められる。

これまでの交渉の中で、有力候補とされたITAエアウェイズ(ITA Airways)との契約は、年4100万ユーロ(3年契約)という好条件だったものの、同社が国営企業であったため政府の介入を受け、破談に終わった。

 

暗号資産企業「テザー」が浮上

スポンサー探しが続く中、暗号資産(仮想通貨)関連企業「テザー(Tether)」が暫定的な解決策として浮上している。同社はすでにユベントスの株式5%を保有しており、クラブとの関係は深い。暗号資産企業とのスポンサー契約にはリスクも伴うが、テザーは安定した価値を持つステーブルコイン市場で確固たる地位を築いており、一定の信頼性がある。

同社のジャンカルロ・デヴァジーニとパオロ・アルドイーノの両名は、長年のユベントスファンとしても知られており、彼らの支援がクラブの新たなスポンサー契約の突破口となる可能性もある。さらに、ウェストン・マッケニーやティモシー・ウェアといったアメリカ人選手の存在も、ユベントスが米国市場での影響力を強める後押しとなるかもしれない。

 

刻々と時間が迫る中、ユベントスはスポンサー問題を解決し、クラブW杯に向けた準備を整えることができるのか。今後の動向に注目が集まる。

(引用元:JuveNewsLive)

 

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