ジュントリの発言にベルゴミ激怒「ユベントスにふさわしくないメンタリティ」
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伝説的なインテルのDFジュゼッペ・ベルゴミが、ユベントスのフットボールディレクターであるクリスティアーノ・ジュントリに警鐘を鳴らした。
ナポリでの成功を引っ提げ、2023年夏にトリノへとやってきたジュントリは、大きな期待を背負っていた。2024年の夏には初の移籍市場を指揮し、トゥーン・コープマイネルス、ドウグラス・ルイス、ニコラス・ゴンサレスといった実力者を次々と獲得。当初は成功と見なされていたが、シーズンが進むにつれて状況は一変。新戦力はティアゴ・モッタの下で苦しみ、チーム全体のバランスが崩れていった。
この結果を受け、ジュントリの補強が不十分だったと批判する声もあれば、モッタが選手のポテンシャルを引き出せなかったことが問題だと指摘する声もある。いずれにせよ、ジュントリの発言にはベルゴミも納得がいかない様子だ。ユベントスという偉大なクラブにふさわしくないメンタリティを示していると指摘する。
1982年のワールドカップ優勝メンバーであるベルゴミは、ジュントリがスクデット争いについての話題を避けたことを問題視。「ユベントスというクラブにいる以上、スクデットの話を避けることは許されない」と語った。
「戦術的な側面よりも、ユベントスはアイデンティティを見失っているのではないか」と、インテルのレジェンドはSky Sport Italiaで語った。
「現時点で、そのアイデンティティは見当たらない。ジュントリは『スクデットについて話したのはメディアだ』と言ったが、ユベントスにいる以上、それは当然の話だ。クラブには個性が欠けている」と指摘した。
ビアンコネリは一時、5連勝でスクデット争いに復帰したかに見えたが、アタランタ戦とフィオレンティーナ戦の連敗で5位に転落。タイトルへの望みも大きく後退している。