ユベントス、モッタ解任の場合の後任候補3名をリストアップ… マンチーニも選択肢に
Football Italia
ユベントスは、チアゴ・モッタの解任に備え、3名の後任候補をリストアップしている。その中には元イタリア代表監督のロベルト・マンチーニの名前も含まれているという。
モッタは今季ユベントスを率いているが、シーズン終盤に向けてプレッシャーが増している。チャンピオンズリーグ、コッパ・イタリアともに敗退し、スーペルコッパ・イタリアーナではミランに敗北。さらにセリエAではトップ4争いが続いており、まだ確定には程遠い状況だ。
特に先週末のアタランタ戦で喫した0-4の大敗は、クラブにとって1960年代以来の屈辱的な結果。ユベントスがホームで4点差以上の敗北を喫したのは、今世紀に入ってわずか3度しかない。
フィオレンティーナ戦が分岐点に… ユベントスは即時解任も視野
『トゥットスポルト』によると、今週末のフィオレンティーナ戦で敗北した場合、ユベントスはモッタの即時解任に踏み切る可能性があるという。仮にシーズン終了前にモッタを解任する場合、3つの選択肢があると報じられている。
最有力候補とされているのは、プリマヴェーラ(U19)を指揮するフランチェスコ・マニャネッリ。昨シーズンはマッシミリアーノ・アッレグリのスタッフとしてトップチームに関わっており、クラブの内部事情をよく理解している点が評価されている。もう一人の内部候補はNext Gen(セリエC)を指揮するマックス・ブランビッラだが、マニャネッリの方が優先される見込みだ。
そして外部候補として名前が挙がっているのがロベルト・マンチーニ。昨年、サウジアラビア代表監督を辞任して以降、フリーの状態が続いており、即座に指揮を執る準備があるとされる。
クラブW杯を見据えた監督招聘の可能性も
ユベントスは2025年6月に開催されるFIFAクラブワールドカップを見据え、正式な新監督を早期に招へいする可能性もある。モッタの後任としてはシャビ、アントニオ・コンテ、イゴール・トゥドールなども候補として浮上している。
今週末のフィオレンティーナ戦の結果次第で、ユベントスの監督問題が一気に動き出す可能性が高い。