リバプールファンがキエーザを痛烈批判 ──「年間7.5億円の観戦席」
Football Italia
リバプールのファンが、フェデリコ・キエーザの貢献度の低さに不満を募らせている。高額な給与を受け取りながら、ピッチ上でのインパクトが限られていることに対し、SNS上で批判が噴出した。
昨夏、ユベントスからボーナス込みで1500万ユーロの移籍金でリバプールへ加入したキエーザだが、公式戦10試合でわずか371分のプレーにとどまっている。しかも、その多くがカップ戦での出場に限られており、プレミアリーグではほとんど存在感を示せていない。
リバプールファンが運営するX(旧Twitter)アカウント「Anfield Agenda」は、PSG戦でのCL敗退直前にこの問題に言及。「キエーザは俺たちの夢を叶えている。最前列のシーズンチケットに週14万ポンド」と皮肉たっぷりに投稿。年間750万ユーロ(約12億円)とも言われる給与を受け取りながら、試合にほとんど出場していない現状を痛烈に批判した。
キエーザのリバプールでの未来は不透明な状況だ。Calciomercato.comによれば、ナポリやアタランタが1月の移籍市場で関心を示していたものの、正式オファーには至らなかった。今夏にセリエA復帰の可能性が浮上しているが、現行の高額年俸がネックとなるのは確実だ。
さらに、リバプールがプレミアリーグ優勝に向け順調に進んでいる一方で、キエーザはタイトル獲得の条件を満たせない可能性が高い。リーグの規定では、優勝メダルを受け取るには最低5試合の出場が必要だが、現時点で彼が出場したのはわずか3試合。今後の起用次第では、チームが栄冠を手にしても、キエーザはその恩恵を受けられないことになる。
Chiesa is living all of our dreams – front row season ticket and £140k per week
— Anfield Agenda (@AnfieldAgenda) March 11, 2025