レナト・ヴェイガ、ユベントス残留を希望も…クラブの補強方針が鍵に
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ユベントスに所属するレナト・ヴェイガは、来季もトリノでプレーすることを望んでいるようだ。しかし、クラブの状況を考えれば、その未来は決して確約されたものではない。
ユベントスは今年1月、ブレーメルとフアン・カバルの長期離脱、さらにはダニーロの退団によって急遽守備陣の補強を強いられ、チェルシーからヴェイガを買取オプションなしのレンタルで獲得。同時にアルベルト・コスタとロイド・ケリーの加入も決まった。
しかし、クリスティアーノ・ジュントリらユベントス首脳陣は、チェルシーとの交渉において買取オプションを盛り込むことができず、今夏の移籍市場でその影響が出る可能性がある。
ヴェイガは負傷するまで安定したパフォーマンスを見せ、守備陣の穴を埋める活躍を見せた。『トゥットスポルト』によると、彼はユベントスでの生活を楽しんでおり、クラブの主力として定着できると感じているという。そのため、シーズン終了までにアピールを続け、ユベントスがチェルシーとの再交渉に乗り出すよう仕向けたい考えだ。
とはいえ、クラブの補強方針が彼の未来を左右することになる。ブレーメルは今夏復帰予定であり、ケリーは買取義務付きで加入済み。さらに、ユベントスはピエール・カルルをミランから完全移籍で獲得する意向を示している。加えて、現在ポルトにレンタル中のティアゴ・ジャロも復帰予定だ。
この状況を踏まえると、ヴェイガが来季もユベントスに残るためには、ライバルたちよりも優れたパフォーマンスを見せ、クラブにとって必要不可欠な存在であることを証明する必要がある。
(画像:GettyImages)