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0-4で敗戦のモッタ「アタランタ戦の敗北とコッパ・イタリア敗退は同列ではない」



(画像:GettyImages)

Football Italia

ティアゴ・モッタは、アタランタに本拠地で0-4と大敗を喫したものの、コッパ・イタリアでのエンポリ戦敗退とは「同列ではない」と主張した。

前半29分にマッテオ・レテギのPKで均衡が破れると、後半は一気にアタランタの独壇場に。マルテン・デ・ローン、ダビデ・ザッパコスタ、アデモラ・ルックマンのゴールが決まり、ユベントスは屈辱的なスコアで敗れた。スタジアムの観客の半数は4点目が決まった時点で席を立ち、残ったファンからはブーイングと怒号が飛んだ。

 

PKで流れが変わった

試合後、モッタはDAZNのインタビューで試合を振り返った。

「最初から難しい試合になると分かっていた。相手は我々のミスを突こうとしていたからね。PKについての議論はさておき、あの瞬間が試合を分けた。我々は若いチームだ。失点後に前に出ようとしたが、その結果、守備のバランスが崩れ、アタランタのルックマンやウイングバックにスペースを与えてしまった」

「この敗戦はもちろん悲しいし、悔しい。しかし、これで”スクデット争い”という話題はなくなっただろう。次はフィオレンティーナ戦に向けて立て直さなければならない」

 

前回とは全く異なる試合

ユベントスはこの試合でボール保持率では上回ったものの、xG(期待ゴール数)では圧倒的な差をつけられた。今年1月にベルガモで行われたアタランタ戦は1-1の引き分けだったが、今回は全く異なる展開となった。

「ベルガモでの試合とは別物だった。あの時はアタランタが前から仕掛け、我々が耐える展開だった。しかし、今回はPKで試合の流れが変わった。そこから我々は前に出ようとし、逆に相手のカウンターを許してしまった」

「試合前から、アタランタがこうした展開に持ち込む可能性は分かっていた。だからこそ、PKで均衡が崩れたのが残念だった。あの後、我々はバランスを失い、相手を楽にさせてしまった」

 

コッパ敗退とは別の話

ユベントスがセリエAのホームゲームで4点差をつけられて敗れるのは、1967年10月にトリノに0-4で敗れて以来の屈辱的な出来事だった。この結果は、PK戦の末に敗れたエンポリ戦以上に衝撃的にも思えるが、モッタは両者を同列には語らない。

「今回の敗戦は受け入れがたいが、エンポリ戦と同じではない。我々は試合の入りは悪くなかったが、PKの後に流れが変わってしまった」

「本来であれば、もっと冷静に試合をコントロールすべきだった。しかし、経験不足もあり、バランスを崩してしまった」

 

かつてジェノア時代にジャン・ピエロ・ガスペリーニの下でプレーし、キャリアを再生させたモッタ。だが、この試合ではかつての恩師から痛烈な”指導”を受ける形となった。

(引用元:Football Italia)

 

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