モッタの去就が不透明に…ユベントス、後任候補にガスペリーニ、コンテ、デ・ゼルビをリストアップ
Juve Newslive
ティアゴ・モッタのユベントス監督としての将来がますます不透明になっている。現時点で即座の決断は下されないものの、クラブは今季終了後の交代を視野に入れているようだ。『ラ・ガゼッタ・デッロ・スポルト』(IlBianconero経由)によると、後任候補としてジャン・ピエロ・ガスペリーニ、アントニオ・コンテ、ロベルト・デ・ゼルビの3名が浮上しているという。
ガスペリーニ:ユベントスを打ち砕いた戦術家
最有力候補の一人とされるのがアタランタを率いるガスペリーニだ。直近の対戦ではユベントスを4-0で粉砕し、その戦術眼と攻撃的スタイルが改めて評価された。今季の低迷を受け、ユベントスが新たなサイクルを築く上で理想的な人選となる可能性がある。
コンテ:クラブとの深い絆を持つ実績者
もう一人の候補が、ユベントスのレジェンドであり、2011年から2014年まで指揮を執ったコンテだ。在任中はセリエA3連覇を達成し、チームを再建。クラブとの強い関係性や確かな実績を考えれば、モッタ退任の際には最有力候補の一人となるだろう。
デ・ゼルビ:革新的なスタイルで注目の指揮官
3人目の候補はロベルト・デ・ゼルビだ。サッスオーロ、ブライトン、マルセイユを指揮し、攻撃的で現代的な戦術を武器に評価を高めてきた。現在はマルセイユと2027年まで契約を結んでいるが、ユベントスが関心を示せば交渉の可能性は十分にある。
モッタは今のところ続投しているが、シーズン終了後にパフォーマンスが精査される見込み。今季の低調な結果を受け、ユベントスが指揮官交代を決断すれば、セリエAや欧州での復権を目指す大きな転換点となるかもしれない。