ユベントス、本拠地で“有毒”な空気に包まれる…ファンは試合終了前に続々退席
Football Italia
ユベントスにとって、トリノのアリアンツ・スタジアムは悪夢の舞台となった。
日曜日のアタランタ戦で、ユベントスはホームで厳しい雰囲気に直面。ファンの多くは試合終了を待たずに、試合終了10分以上前にスタジアムを後にした。スコアは4-0、ユベントスが完敗を喫した。
試合は前半、マテオ・レテギのPKでアタランタが先制。この瞬間、ユベントスのサポーターからはブーイングと罵声が飛び交い、ラ・デアの選手たちが歓喜している最中にも怒りの声が響いた。
後半に入ると状況はさらに悪化。開始わずか1分で2失点目を喫し、スタジアムの空気は一層険悪なものとなった。
ユベントスのウルトラスは、選手やクラブ幹部に対して罵声を浴びせ、「もううんざりだ」「俺たちのクラブカラーを敬え」「働け」「根性を見せろ」「笑わせるな」などの辛辣なチャントを繰り返した。
後半に交代となったニコ・ゴンサレスにはブーイングが飛び、唯一観客から拍手を受けたのは交代時のフェデリコ・ガッティのみだった。
アデモラ・ルックマンが77分に4点目を決めると、多くのファンが席を立ち、アリアンツ・スタジアムは半分ほど空席が目立つ状態となった。