【マッチレビュー】ユベントス、アタランタに0-4で屈辱的大敗…ホームで無抵抗のまま崩壊
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アタランタが敵地アリアンツ・スタジアムでユベントスを4-0で粉砕した。
5試合無敗を維持していたユベントスだったが、試合開始からアタランタに圧倒され、終始主導権を握られる展開に。両チームともチャンピオンズリーグ敗退が決まっている中で迎えた一戦だったが、勝利すればアタランタに勝ち点で並ぶはずのユベントスは、まったくと言っていいほど試合に入れていなかった。
開始直後からアタランタがユベントスを自陣に押し込み、最初の30分間は一方的な展開に。そして29分、アタランタはPKを獲得すると、マテオ・レテギが冷静に決めて先制。ディ・グレゴリオが再三の好セーブを見せたものの、ユベントスはアタランタの猛攻を止める術がなく、失点を重ねていく。
後半開始直後、マルテン・デ・ローンが追加点を挙げ、アタランタがリードを広げる。ユベントスは反撃を試みるが、勢いは完全にアタランタに傾いていた。ダヴィデ・ザッパコスタが3点目を奪うと、スタジアムは沈黙。追い討ちをかけるように、アデモラ・ルックマンがダメ押しの4点目を決めた。
終始ユベントス守備陣を苦しめたルックマンの得点は時間の問題だった。マッケニーが反撃の一撃を狙うも、相手DFに阻まれ、さらにカルネセッキの好セーブもあり、ユベントスは最後まで得点を奪えず。後半途中にはスタジアムから続々とファンが帰り始め、試合終了のホイッスルとともに、無惨な0-4のスコアが刻まれた。
ティアゴ・モッタ体制でのユベントスは、ホームで屈辱的な大敗を喫し、無敗記録も無残にストップ。シーズン終盤に向けて、チームの立て直しが急務となる。