ユベントス、モッタの手腕に疑いなし…苦戦続くも解任の可能性なし
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ユベントスはティアゴ・モッタの仕事ぶりに疑いを持っておらず、苦しいシーズンを送る中でも監督の立場が揺らぐことはない。
今季からチームを率いるモッタは、厳しい戦いを強いられている。開幕前は高い期待が寄せられていたが、すでにカップ戦からは姿を消し、現在はリーグ戦に集中する状況だ。しかし、チームが苦しんでいるとはいえ、完全に失敗したシーズンとは言えない。むしろ、いまだにチームが形を整えている途中とも考えられる。
直近のリーグ戦では5連勝を達成し、シーズンの最後に向けてポジティブな兆しも見え始めている。一方で、モッタの手腕に疑問を抱くファンもおり、ユベントスの指揮官としての経験不足を指摘する声も少なくない。しかし、スポーツディレクターのクリスティアーノ・ジュントリは、モッタの続投に揺るぎはないとの立場を示している。
元ユベントスのフランコ・カウジオも、Tuttomercatowebのインタビューでジュントリの考えに同調。「ここまでのユベントスの試合には納得できないものもあったし、監督やクラブも満足していないだろう。ただし、時間が必要だ。ジュントリがモッタを“アンタッチャブル”だと言うのは理解できる」と語っている。
カウジオの発言は、クラブ内部でも共有されている見解の一つだ。今季の目標は最低でもトップ4フィニッシュ。その結果を達成できれば、モッタの初年度は成功と見なされるだろう。重要なのは、今シーズンだけで判断するのではなく、来季以降の成長を見据えることだ。
現時点でモッタの解任はなく、ユベントスは彼の下で前進を続ける方針。来季に向けて、さらなる改善が求められる。