【最新のユベらじ】

ケフラン・テュラム、ユベントスの中盤の柱へ ── ポグバとの比較



(画像:GettyImages)

Juve Newslive

ユベントスのケフラン・テュラムは、着実にチームの中核へと成長を遂げている。当初は負傷やティアゴ・モッタの構想に入れなかったこともあり、苦戦が続いた。しかし、現在では欠かせない存在となり、かつてユベントスの中盤を支えたポール・ポグバと比較されるまでになった。

 

序盤の苦戦から主力へ

『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、テュラムの道のりは決して平坦ではなかった。シーズン序盤、モッタは彼をベンチに置くことが多く、PSVとのチャンピオンズリーグ戦でも出場機会を得られなかった。その結果、ユベントスは敗退。しかし、限られたチャンスの中でテュラムは確実に爪痕を残してきた。コッパ・イタリアのエンポリ戦でのゴール、そしてヴェローナ戦での決勝点は、彼の存在感を証明するものとなった。

 

ポグバとの類似点

テュラムがポグバと比較される理由は明確だ。192cmの長身に加え、ボールコントロールの巧みさ、バランスの良さを兼ね備え、中盤で圧倒的な存在感を発揮している。特に、ボールを持ち運びながら前線へと推進するプレースタイルは、かつてのポグバを彷彿とさせる。ただし、現時点ではポグバほどのテクニックや視野の広さは持ち合わせておらず、さらなる成長が求められる。

 

CL出場権争いのキーマン

テュラムの活躍は、ユベントスのチャンピオンズリーグ出場権争いにも直結している。ヴェローナ戦での決勝ゴールは、試合の流れを読む力とタイミングの向上を示すものだった。23歳にしてすでに150試合以上のプロ経験を積んでおり、安定したパフォーマンスを見せているのも強みだ。

 

モッタの戦術にフィット

モッタの志向するポゼッション主体のフットボールは、テュラムの特性を活かすのに適している。チームに完全にフィットすれば、さらなる飛躍が期待できるだろう。ユベントスが再びタイトルを争うチームへと成長するためには、テュラムの存在が不可欠になりつつある。

ポグバの全盛期のような影響力を持つためには、アンドレア・ピルロのような司令塔と組むことが理想的だろう。しかし、現時点でもテュラムはユベントスにとって欠かせない戦力となっており、その成長は止まる気配がない。

リリアン・テュラムの息子として注目されることの多かった彼だが、今や自身の名前で評価を勝ち取る存在となった。このままのペースで成長を続ければ、モッタはこう言うかもしれない。「もし息子がサッカー選手なら、理想の監督は分からないが、間違いなくケフラン・テュラムのようになってほしい」と。

(引用元:JuveNewsLive)

 

↓↓↓編集長ミツの一言は次のページへ↓↓↓