ユベントス、ヴェイガの復帰は代表ウィーク明けか ── アタランタ&フィオレンティーナ戦も欠場へ
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ユベントスのレナト・ヴェイガが戦線離脱して数週間が経過し、チアゴ・モッタは最終ラインの選択肢が限られた状況にある。
21歳のポルトガル人DFは今年1月、チェルシーからのレンタルでユベントスに加入。負傷したブレーメルの代役として迎え入れられた。しかし、加入からわずか数日後、ピエール・カルルが負傷し、モッタはすぐにヴェイガを起用せざるを得ない状況に。
それでも若きセンターバックは期待に応え、フェデリコ・ガッティとの連携を深めながら公式戦4連勝に貢献。しかし、勢いに乗る中で負傷に見舞われる。2月28日に行われたPSVとのチャンピオンズリーグ・プレーオフ第2戦で右足の筋肉を痛め、チームはその試合に敗れ大会からの敗退が決まった。
その後の検査で、ヴェイガは右脚の筋損傷と診断され、約1か月の離脱が予想されている。『IlBianconero』によれば、メディカルスタッフは今後数週間にわたって回復状況を確認するが、復帰は代表ウィーク明けとなる可能性が高いという。
このため、ヴェイガは月曜日のヴェローナ戦に加え、アタランタ戦(3月10日)とフィオレンティーナ戦(3月17日)も欠場する見込みだ。復帰の目途は3月29日のジェノア戦とされており、この試合でのメンバー入りが期待されている。
その間、モッタはガッティとロイド・ケリーをセンターバックとして起用する見通し。さらに、カルルの復帰も守備陣にとって大きなプラスとなる。フランス人DFはヴェローナ戦のメンバーには含まれるものの、スタメン出場の可能性は低いとみられている。ミランからのレンタル選手であるカルルはセンターバックと右サイドバックの両方をこなすことができ、指揮官にとって貴重なオプションとなりそうだ。